石原都知事の発想の可否はともかくとして、都知事が投げかけた波紋の大きさは理解しないといけません。中国は、とんでもないことに尖閣諸島を自国領だと主張するとんでもない国なのですから。
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中国「いかなる措置も違法、無効」…石原発言に(読売新聞) - goo ニュース
2012年4月17日(火)21:22
【北京=大木聖馬、台北=源一秀】中国外務省の劉為民報道局参事官は17日、尖閣諸島の領有権を改めて主張した上、「日本が釣魚島(尖閣諸島の中 国名)とその付属する島々にとるいかなる一方的な措置も違法、無効であり、これらの島々が中国に所属するという事実を変えることはできない」とする談話を 発表した。
胡錦濤政権は、今年1月以降、尖閣諸島に石垣市議らが上陸したことや、日本政府が尖閣諸島の無人島に命名した行為などに神経をとがらせている。 2010年秋に尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件が発生して日中関係が険悪化し、尖閣諸島問題は両国の懸案となった。中国筋は「日本は日中関係を再び悪化させ たいように見える。民主党政権はなぜこうした動きを制御できないのか」と不満を強めている。
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それもこれも、一昨年のカンナオト内閣の中国人船長釈放などのように、民主党政権が領土問題に対して毅然とした行動を取ってこなかったから。一度つけこまれたら、どんどん譲歩を迫られるのが、外交というものです。
都知事に火をつけられた格好の民主党政権がどのような行動を取るか。国民としてじっくりと見させてもらいます。期待はできませんが。
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