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高齢者のみなさん、車を運転しない英断を願う

2016年11月13日 06時12分37秒 | 時事放談: 国内編

どうしてこんなに高齢者の運転事故が起きるのでしょう。

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87歳容疑者を鑑定留置 横浜・小1死亡事故

 横浜市港南区で集団登校中の小学生の列に軽トラックが突っ込み、1年生の男児が死亡した事故で、横浜地検は11日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕された無職合田政市(ごうだまさいち)容疑者(87)について、刑事責任能力の有無を見極めるため、3カ月の予定で鑑定留置を始めたと発表した。

 合田容疑者はこれまでの神奈川県警の調べに、「ごみを捨てようと家を出たが、帰れなくなった」「どこを走ったか覚えていない」などと供述しており、認知症の疑いがあるという。専門医による精神鑑定の結果を踏まえ、責任能力がないと判断されれば起訴されない。3年前に受けた免許更新時の認知機能検査では問題ないとされていた。

 合田容疑者は10月27日朝、ごみを荷台に積んだ軽トラックで横浜市磯子区の自宅を出発後、神奈川県内や東京都内で高速道路を出たり入ったりしていた。翌28日朝に事故を起こすまで断続的に走り続け、自宅周辺を何度も通り過ぎていたという。事故では男児1人が死亡したほか、児童4人と軽乗用車に乗っていた2人の計6人がけがをした。

 12日午後3時ごろ、東京都立川市緑町の国立病院機構災害医療センターの敷地内で、上江州幸子さん(83)国分寺市東戸倉=の運転する車が、男女をはねた。2人は意識不明の状態で同センターに搬送され、間もなく死亡が確認された。上江州さんは「ブレーキを踏んだが止まらなかった」と説明している。上江州さんもけがをしており、警視庁は自動車運転処罰法違反(過失運転致死)容疑も視野に、回復を待って詳しく事情を聴く。

 同庁立川署によると、死亡したのは会社役員安和竜洋さん(39)=八王子市犬目町=と、パート市川妙子さん(35)=小平市中島町=。2人は知人で、病院の駐車場出口から約25メートル離れた敷地内の歩道を歩いていたという。

 通報者の男性が駐車場出口にあるバーの折れる音に気付いて目を向けると、激しくエンジン音を鳴らした車が歩道に突っ込み、前を歩いていた2人をはねたのが見えたという。同署員が駆け付けた際、車は近くで前方が大破した状態で止まっていた。

 上江州さんは入院している夫を見舞いに行った帰りだったといい、車内には1人でいた。認知症は確認されていないという。現場にブレーキの跡はなかった。

76歳の車、眼鏡店に突っ込み3人軽傷

 12日午後5時40分頃、山形県東根市中央の眼鏡店に、同市の無職の女性(76)の軽乗用車が突っ込み、女性のほか、店内にいた男性店長(60)と男性客(54)が胸などに軽傷を負った。

 県警は運転操作を誤ったとみている。

 発表によると、車は店舗正面の入り口のガラス戸を割って男性客に接触し、カウンターに衝突。カウンター内にいた店長も弾みで負傷した。店舗前には駐車スペースがあり、県警は女性がアクセルとブレーキを踏み間違えた可能性があるとみて事故原因を調べている。

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高齢者に免許を与えるなとはいえません。ですから、本人が自重してもらうしかないわけです。
 
3年前に89歳で死んだ実父は、熊本に住んでいました。そのじっぶが、73歳の時に、車の運転をやめ、もっていた車を処分しました。小さな自損事故を犯したことがきっかけで、大きな事故を起こしそうな予感がしたからというのが理由です。
 
当時、熊本市内の病院に実母が入院していましたが、見舞いにはバスを使うようにしていました。おかげで、こういう他損事故の加害者になることはなく、この世を去りました。
 
地域によっては車が必須だといいますが、熊本のような地方にいても、実父のように車に乗らない生活もできるわけです。山形のことはよくわかりませんが、横浜や国分寺では車に乗らなくても十分に生活ができるはずなのです。
 
お年寄りには、車の運転を控える勇気を持ってもらいたい。事故の加害者にならないために、ご自身のためにも、決断してもらいたいと願います。

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