INDECは、「TOEIC400点からハーバードへ」を合言葉に、ビジネス・スクール留学をお世話している英語塾です。ですから、ゴウ先生、この4日にフォーシーズンズホテル椿山荘で開かれたWorld MBA Tourにも行ってきました。INDECの会員も多く参加してくれました。
しかし、年々寂しくなっていきます。参加者も参加ビジネス・スクールもどんどん減ってきているのです。
正直、10月24日付けの次の読売新聞の記事が虚しく響きます。
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「MBAもっと知ろう」世界各国の80校 来月東京で説明会
世界各国のMBAコースのあるビジネススクール約80校が一堂に集まっての合同説明会「ワールドMBAツアー2005 in Tokyo」が、11月4日、東京で開催される。
世界で12回目となるこのイベントが日本で開かれるのは3回目。350以上のビジネススクールが世界32か国52都市を巡回する世界最大のMBAフェアだ=写真は昨年の様子=。
ハーバード大学、スタンフォード大学といった世界でも著名なMBAコースを持つ大学から担当者が集まり、それぞれのブースで学校の説明や留学方法のアドバイスをする。入学担当スタッフから直接、プログラムの内容、受講料、コース期間、取得後の就職支援、奨学金などについて情報を得ることができる機会だ。
日本での運営協力会社、グローバルタスクフォースの山中英嗣社長は「日本でのビジネスコースが増え一時のブームは去ったようだが、本気の人が残ったといえる」と話す。
「会場には多くの担当者や卒業生が来ているので、ぜひ自分で疑問に思ったことを聞いて欲しい」と話している。
11月4日午後5時から9時、フォーシーズンズホテル椿山荘(東京メトロ有楽町線江戸川橋駅下車)で。参加費500円だが、事前に http://www.topmba.com で申し込めば無料。
(2005年10月24日 読売新聞)
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まず、読売新聞に一言申し上げたい。最初の太字箇所。間違いです。ハーバードもスタンフォードも来ませんでした。両校は予定参加校リストにも載っていません。どうしてこうした記事が書けるのでしょう。主催者側からそういう情報が流れたのでしょうか。
公式サイトをのぞかずに、上記の記事だけを見て参加した人がいたとしたら、怒ったのではないでしょうか。主催者側のミスリードなのか。ともあれ、きちんと報道してもらいたいものです。
次に主催者の方へ。「日本でのビジネスコースが増え一時のブームは去ったようだ」と発言されていますが、それは違います。魅力的なフォーラムならば人は集まります。ハーバード、スタンフォードのみならず、ケロッグやシカゴ、UCバークリー、エールといった有名ビジネス・スクールが参加しないフォーラムにだれが集まるでしょうか。
実際、各校独自に開くセミナーには相当数の人が集まっています。たとえそれが同窓生や在校生が私的に行ったイベントでも相当な集客力があるのです。
こうしたMBAフォーラムに参加して10年近くになりますが、先日のMBA Tourは一番寂しいものでした。主催者の方には、ぜひともその辺を配慮していただいて、多くの若者でごった返す状況を作っていただきたいと願っております。そのために、マスコミをうまく利用するのも当然の戦略です。
来年はぜひとも上に挙げたような有力校のブースがあることを切望する次第です。
しかし、年々寂しくなっていきます。参加者も参加ビジネス・スクールもどんどん減ってきているのです。
正直、10月24日付けの次の読売新聞の記事が虚しく響きます。
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「MBAもっと知ろう」世界各国の80校 来月東京で説明会
世界各国のMBAコースのあるビジネススクール約80校が一堂に集まっての合同説明会「ワールドMBAツアー2005 in Tokyo」が、11月4日、東京で開催される。
世界で12回目となるこのイベントが日本で開かれるのは3回目。350以上のビジネススクールが世界32か国52都市を巡回する世界最大のMBAフェアだ=写真は昨年の様子=。
ハーバード大学、スタンフォード大学といった世界でも著名なMBAコースを持つ大学から担当者が集まり、それぞれのブースで学校の説明や留学方法のアドバイスをする。入学担当スタッフから直接、プログラムの内容、受講料、コース期間、取得後の就職支援、奨学金などについて情報を得ることができる機会だ。
日本での運営協力会社、グローバルタスクフォースの山中英嗣社長は「日本でのビジネスコースが増え一時のブームは去ったようだが、本気の人が残ったといえる」と話す。
「会場には多くの担当者や卒業生が来ているので、ぜひ自分で疑問に思ったことを聞いて欲しい」と話している。
11月4日午後5時から9時、フォーシーズンズホテル椿山荘(東京メトロ有楽町線江戸川橋駅下車)で。参加費500円だが、事前に http://www.topmba.com で申し込めば無料。
(2005年10月24日 読売新聞)
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まず、読売新聞に一言申し上げたい。最初の太字箇所。間違いです。ハーバードもスタンフォードも来ませんでした。両校は予定参加校リストにも載っていません。どうしてこうした記事が書けるのでしょう。主催者側からそういう情報が流れたのでしょうか。
公式サイトをのぞかずに、上記の記事だけを見て参加した人がいたとしたら、怒ったのではないでしょうか。主催者側のミスリードなのか。ともあれ、きちんと報道してもらいたいものです。
次に主催者の方へ。「日本でのビジネスコースが増え一時のブームは去ったようだ」と発言されていますが、それは違います。魅力的なフォーラムならば人は集まります。ハーバード、スタンフォードのみならず、ケロッグやシカゴ、UCバークリー、エールといった有名ビジネス・スクールが参加しないフォーラムにだれが集まるでしょうか。
実際、各校独自に開くセミナーには相当数の人が集まっています。たとえそれが同窓生や在校生が私的に行ったイベントでも相当な集客力があるのです。
こうしたMBAフォーラムに参加して10年近くになりますが、先日のMBA Tourは一番寂しいものでした。主催者の方には、ぜひともその辺を配慮していただいて、多くの若者でごった返す状況を作っていただきたいと願っております。そのために、マスコミをうまく利用するのも当然の戦略です。
来年はぜひとも上に挙げたような有力校のブースがあることを切望する次第です。
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