初めて行ってみた小さな図書室でこのコルビュジェに関する本を発見😄
以前からコルビュジェに関する本を読んでみたいと思っていました。
*原書(仏語)は1987年にパリで出版された彼の一番弟子、アンドレ・ヴォジャンスキーがまとめたもので、日本では平成18年に英語訳より和訳として出版。
チャンディーガルの表記はチャンディガールになっていますが、「チャンディーガルとも」と明記。
オープンハンド・モニュメント
一番知りたかったのはこれでした。
一番知りたかったのはこれでした。
過去記事で紹介。
コルビュジェが手掛けた/オープンハンド・モニュメント Open Hand Monument1
なぜ開いた手なのかは記事内に書いているように
平和を込めて、握った拳ではなく開いた手にした事。
でもまだ疑問がありました。
なぜ手をモチーフにしたのでしょうね??
なぜ手をモチーフにしたのでしょうね??
読んでみると、コルビュジェにとって手とは特別な意味があったようです。
またあの手の形は職業柄、直角を意識した形にしたそうです。
手とは、
頭で考える前に、手で触わる→触覚が脳に伝わる。
頭が先ではなく、手で触った感覚が最初である。
頭で考える前に、手で触わる→触覚が脳に伝わる。
頭が先ではなく、手で触った感覚が最初である。
手という器具でアウトプット(書く)→働くもの。
与えるのも手、受け取るのも手。
メッセージを受けるのも、与えるのも手。
=開かれていなければ与える事も受け取る事もできない。
コルビュジェ自身が生涯で手。
あのモニュメントに込められたメッセージはその通りの言葉、
Open to give-Open to receive
Open to give-Open to receive
どこにもpieceなどという平和を意味する言葉はありません。
ただ自分が拘った「手」というモチーフを自分のアイデンティティーとして新都市に残したかったのかもしれません😄
手はコルビュジェ自身だったのかもしれませんね。