小説多聞小唄 13 新多聞団地500番台住宅解体 その1 解体工事始まる(2023.9.20)
小説多聞小唄 14 新多聞団地500番台住宅解体 その2 解体急ピッチ(2023.10.10)
小説多聞小唄 15 新多聞団地500番台住宅解体 その3 地上部消滅(2023.12.22)
の続きとなります。
おなじみになりました模型です。黒紐の右が取壊されます。523・524棟の基礎部部分が残っています。
12月初めです。523・534棟部分を除いて整地工事も進んでいます。
建物リサイクル法によって鉄筋鉄骨は分別回収されますので523棟部分はかみ砕かれたコンクリートガラの集積地ななっています。きれいに整理整頓
されてコンクリートガラ一つ残さないように解体工事は進みます。
12月中旬523号棟の基礎部分の撤去が行われています。ベランダの後ろ側の基礎部分がカットされて持ち上げられます。地盤が安定した土地に建つ
壁式の5階建て住宅ですので基礎杭のない布基礎ですので切って待ちあげます。
妻側も切って持ち上げます。ベランダの手すりはこの通り。
建物の角も切って持ち上げます。
ベランダも切ってもち上げます。
ベランダの残りも半分も切って持ち上げます。
排水管も掘り起こします。写真右は掘り起こした水道管を切断しています。解体現場の発生材も貴重な資源です。屑鉄価格は高騰して1kg50円にも
なっています。
そして何もなくなりました。
開発事業計画のお知らせ
令和5年12月18日、神戸国際高校のグランドか宅地分譲地かの議論に決着がつきました。163区画の戸建住宅用地になります。(別に施設用地約
313㎡)令和6年8月に着工、令和7年12月に完成予定です。
390戸の団地が163戸の住宅になります。高圧電線の下とかのり面の広い宅地のかなり広い物件もありますが40坪前後の宅地が多いようです。総
面積に対する宅地化率は約72%と立地にしては効率的です。
3月、入口通路のレンガが剥がされていきます。解体工事も間もなく終了します。
今年も桜が咲きました。残った地区も来年2月が退去期限であり閉鎖されるでしょうからおそらく見納めの花になります。
桜のトンネルも半分です。
団地の北側入口からのつづら折りの園路は一目千本吉野の桜の趣でしたがここも半分です。
桜の向こうにユンボが見えます。雨の多い3月でしたが土砂の流失防止のために排水路が掘られているようです。
通路に流れ出た土砂は撤去され大きな土嚢が並んでいます。見た感じですが約3haの裸地の雨水がここに集まります。造成工事は8月から始まりますが
梅雨もありますので対策が必要です。
去年の桜の様子は 小説多聞小唄 10 新多聞団地第1期地区閉鎖解体撤去へ 集約的団地再生事業(2022.4.22)をご覧ください。
UR賃貸10の団地と10話の物語
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