▼Amazon Kindleストアにてニコニコカドカワ祭りが本日より開催
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10月13日まで★【最大50%OFF以上】 計10,000点以上! KADOKAWA ニコニコカドカワ祭り2022
本日から10月13日までの2週間開催。
対象作品数が1万点を超える大規模セールなので、コミック、エッセイから
小説、ビジネス、ライフスライルまでお探しの本がきっと見つかるはず。
▼Google Stadia、イントロのままサービス終了へ。サービス開始から僅か3年で幕
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パソコンならどのOSでもブラウザのGoogle Chromeを通じて遊べますし、
Chromecast Ultraを挿せばテレビでもプレイできます。
専用のStadia Controllerでもいいですし、
すでに持っているコントローラーやキーボード・マウスでもプレイ可能です。
タッチ画面ならタッチもok。
ローンチ予定は2019年中、まずはアメリカ、カナダ、
イギリス、ヨーロッパの大部分から。日本は未定です。
2019年に突然発表されたGoogleのストリーミングゲームサービス「STADIA」がサービス終了を発表。
「5Gが普及するまでの我慢」と言われていたが、5Gの普及を待たずして幕を降ろすこととなった。
発表当初は任天堂やソニーなどコンシューマー株が下落するなど
ゲームビジネスの在り方を変えるのではと言われていたが
2019年11月のサービス開始から3年の短命、しかも日本は最後までサービスの対象にすらならずに終わってしまった。
当時の紹介記事での私の感想を一部抜粋して引用すると
2019年3月:ゲームの未来を変えるか、「Stadia」狂想曲より。
正直な話、ライトジジィゲーマーの私にはPS4ですらオーバースペックだと思うことは多い。
FPSやTPSでのオンラインプレイにもそそられないし、クリアまで何十時間というボリュームを誇る
オープンワールド系のゲームも広告を読んだだけで疲れてしまうので
サービス内容についてもう少し詳細が出て、日本上陸の時期がいつになるのかが見えるまでは
絵に描いた餅として判断を保留しておきたい。
2019年6月:Googleの新サービス「STADIA」北米は11月からサービス開始より。
格安で遊びたい放題のサブスクリプションモデルかと思われたが
個別で購入しなければならないタイトルがあったり、求められる回線速度や回線使用量が膨大になるなど
夢のモデルを実現するために様々なハードルが存在することも見えてきて、私的にはやや後ろ向き。
2021年2月:Google, Stadia専用ゲーム開発スタジオを閉鎖より。
脈なしと判断するやこの変わり身の早さ。
専業ではない分野からの腰掛け参入はやはり見切りも早い。
容量増大やハイスペック化の弊害は64時代から任天堂が訴え続けてきたことであり
何を今さらという気がする。かつてクリエイターを次々と引き抜いていたスクウェアに対し
飯野賢治氏が「業界をめちゃくちゃにする気か」と噛みついたことがあったが
今のGoogleやAmazonはそれを桁違いの規模で行なっているようなもの。
ゲームは作り手の志(の高さ)とプラットフォームホルダーの長期展望があればこそ。
と書いていて、「判断を保留にしている間に勝手に終わった」というのが正直な感想。
良心的だなと感じたのは、加入者は2023年1月18日までゲームを引き続きプレイ可能で
あと3ヶ月ほど猶予があること、Google Storeで購入されたStadia用のハードウェアや
有料購入したゲームおよびアドオンコンテンツについては払い戻しが行われる点。
スマホゲーでは1、2年の短命でサービス終了して知らん顔のニュースも良く見かけるので
ここに関しては大手Googleらしい誠実さが出ている。
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ここで、ほぼ同時期にサービスが開始されたApple Arcadeの歴史も少し振り返っておきたい。
2019年3月:アップルが定額配信サービス「Apple TV+」を発表より。
ゲームの配信サービス「Apple Arcade」は2019年秋にサービス開始予定。
月額利用料を払うだけで100種類以上の有料ゲームを楽しめる新サービス。
ストリーミング・ダウンロードの両対応のためネットを使わない環境下でも楽しめる。
ネットの反応を私の周りだけでざっと見回すと、先日発表された「STADIA」に比べて前時代的過ぎるとの指摘が多く
ネガティブな声が若干多いように思えるのだが、私のように4Kだの8Kだの5Gだのと
最先端&高性能&大容量を誇るゲームにほとほと疲れてしまっている世代には
このぐらいなら手が出せそうだと思えたので、ラインナップ次第ではライト層は取り込めるかも知れない。
下手に重厚長大なゲームには手を出さずカジュアルゲームをたくさん集めた
ゲームの駄菓子屋的な存在になれれば面白いサービスになれるのではないか。
STADIAと同時期にスタートしたApple Arcadeは今のところまだ踏ん張っているようだが
サービス開始から3年ほどが経過しても「Apple Arcadeでしか遊べないゲーム」の噂を
トンと聞いたことがない。STADIAとの違いは、Apple MusicやiCloudなどと統合した
サブスクリプションサービスであるApple Oneの中の1ジャンルにしてしまったことで
Apple Arcadeを使おうが使うまいがAppleに定期収入があることだろう。
AppleとしてもApple Oneの価値をほんの少し上乗せする程度の存在価値があれば
それで十分と割り切っているのかも知れない。
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もうひとつ、Amazonはどうだろうか。
2020年9月:Amazonのクラウドサービス「Luna」が発表より。
Amazonが独自のクラウドゲームサービス「Luna」を発表。
北米では発表と同時にアーリーアクセスを開始しており、月額利用料は5.99$。
Ubiの参入も決定しており「Assassin's Creed Valhalla」「Far Cry 6」といった
最新タイトルを4K解像度でプレイできるとのこと。
ただし、日本での展開は未定。
鳴り物入りで発表された「STADIA」が壮大にすっ転んでいる状態なので
Amazonといえそう簡単には軌道に乗ることはなさそうだが
大手が先行投資で畑を耕してくれるのはゲーム市場全体にとってはメリットしかない。
Apple Arcadeは複合するサービスをとりまとめたApple Oneに内包することで
ゲーム単体での勝負を投げたようにも見える。
Google、Apple、Amazon3社のゲーム事業は未だ混沌としている。
AmazonはPrime Gamingを日本でもスタートさせているが
こちらもApple Arcadeと同じくウンともスンとも評判を聞かない。
プライム会員に付属しているサービスはAmazonプライムビデオ以外にも
Amazon MusicやAmazon Photoなどいくつか利用しているが
これだけゲーム好きな私でも未だ触ったことがない。
Apple Oneと同じくプライムに内包されているのですぐに終了ということも無さそうだが
この先に何か明るい兆しなり展望は見えているのだろうか。
Googleは一抜け、AppleとAmazonは足踏みを続けている現在のクラウド&サブスクリプションサービスで
唯一成功していると言えるのがMicrosoftのXbox Game Passだろう。
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<Amazon>
発売中■Xbox:Xbox Series X|S 関連商品一覧
配信中■Xbox:Xbox Game Pass 関連商品一覧
<楽天ブックス>
発売中■Xbox:Xbox Series X
発売中■Xbox:Xbox Series S
<ビックカメラ.com>
発売中■Xbox:Xbox Series S
【関連記事】「Xbox Series S」を手に入れたのでGame Pass Ultimateの3年100円を導入した
【関連記事】Xbox Series Sデビューしたら「フォートナイト」のボイチャができなくなった場合の対策
2020年4月:「Xbox Game Pass / ゲームパス」本日よりサービス開始
ゲームにもついにサブスクリプションの波。
Microsoftが本日より開始した「Xboxゲームパス」は
月額課金制で100本以上のXbox、Win用PCゲームが遊び放題になる新サービス。
NetflixやAmazonプライムビデオといった映像系サービスに続き
ついに日本でもゲーム系サブスクリプションサービスが利用可能となった。
一時は日本では展開しないつもりではとまで囁かれていたXbox Game Passは
今やゲーパスの愛称ですっかりゲーマーの間にも定着し、
ハードの売り上げもXbox One世代とは比較にならないほど伸び始めている。
特にXbox Series Sは2週間連続で週販1万台超えを記録しており、完全に波に乗った感さえある。
DAY 1(MS発売のタイトルは全て発売日にゲーパス対象として入荷)などの
大盤振る舞いを軸に、スクエニ、セガ、アトラスといった大手メーカーの作品も
多数ラインナップに追加されている状況を見るに、今後はさらに日本でもシェアを伸ばしてくるだろう。
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巨大な資本力をバックに参入したGoogleやAppleですら苦戦しているゲームサービスに
今度はNetflixが本格参入するとのニュースもある。
これまでNetflixがアプリ内で提供していたのは、いわゆるスマホ向けでよく見かける
カジュアルゲームばかりだったのだが、9月11日にユービーアイソフトとの提携を発表し、
「バリアント ハート」「マイティ・クエスト」「アサシン クリード」の3タイトルが
Netflix向けのモバイルゲームとして2023年に配信予定であることを明らかにしている。
世界がウィズコロナに舵を切る中で会員数が減少曲線を描きつつあるNetflixが
打ち出した新たな一手ではあるのだが、ゲームと映画・ドラマはどちらもユーザーの時間を奪う娯楽であり
ひとりの人間の生活に与えられた余暇は有限。限られたリソースを食い合う娯楽を入れれば
Netflixの本来の事業である映像コンテンツの視聴数に影響が出るのは避けられない。
大作ゲーム1本のクリアまでの時間が約30時間として、
映画だと約15本、ドラマは3シーズンぐらいの時間が奪われてしまう。
全体の視聴回数を減らしてまで力を入れるジャンルなのだろうか。
うーむ、これも数年後には頓挫してそうな気がする。
▼映画「トップガン マーヴェリック」Amazonプライム・U-NEXTでプレミアレンタル中
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<Amazon>
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