いろんな意味で、ラフィアンらしいGⅠ制覇でよかったね。
それにしても物置先生、もう飲んでいたのかな。顔真っ赤だったw
《愛馬の結果~その16R》
ウインバンディエラ:7月2日 函館12R/美利河特別(3歳以上1000万下・芝1200m)
結果:7着
函館12R・美利河特別(3歳以上1000万下・芝1200m)単勝5人気 830円 7着 1分09秒2 上がり34秒2 プラス4kg 472kg
安藤勝己騎手 昨日、調教に乗せていただいて、いい感触を持っていました。差しが届かない馬場状態なのは分かっていましたから、もう少し前めの位置取りをと、意識はしていたのですが、競馬のパターンが決まっていることもあって、あの位置取りになりました。それでも手ごたえ、仕掛けたときの反応、共に上々で、その時点では上位争いを意識したほど。ただかなりいい脚を使っているのですが、やはり前が止まりませんでした。「外からレースを」ということでしたが、すごく乗りやすい馬ですし、聞いていたほど周りを気にもしていませんでした。直線もまっすぐ走っていましたし、ボクの感触は馬群をさばくことも問題なくこなせるのでは、というものでした。それでもきょうのような競馬でも展開次第では、十分にいい仕事ができますね。
松山康久調教師(東京競馬場でモニタ観戦) しっかりスタートを出していってもあのポジションになるということは、馬がこのパターンをしっかり覚えているという証拠。このような競馬を教え込んできたわけですから、私としてはいい傾向にあると思っているんです。前走にしても、今回にしても脚は使っているし、展開が合わなかったということだけ。ただゴール後に先頭に立っても意味がないのが競馬。その点については、安藤君がそういう感触を抱いているように、怖がらずに馬群に突っ込んでいくことも必要だと思っています。この後のことは、レースの後の状況を確認したうえで、番組を見て決めていきたいと思います。
及川の目 レース前に、函館遠征中の松山康厩舎スタッフが口を揃えて好調を伝えてくれていましたが、ふっくらしていて落ち着きも十分。加えて前さばきもスムーズでしたから状態がハイレベルだったことは間違いありません。こうなると焦点は展開です。ですが今回もまた、展開がバンディエラの好走を阻むことになってしまいました。コーナーで大外を回る距離ロスがありながらも、上がりは最速。このパターンで脚が使えることは、今回も証明してくれたのではありますが、着順は7着。着差はコンマ4秒とわずかですから、頑張って脚を伸ばしてはいるのですが、やはりこの「コンマ4」が、バンディエラの弱点ともいえるでしょう。決して内容が悪いわけではないですから、展開がハマるまで我慢するという手はひとつの手段でしょうが、安藤騎手、松山調教師がいうように、馬群に突っ込んで自分から結果を求めに行くこともやってみる価値はあるかもしれません。また今日は右ムチを早めから使っていたこともあったかもしれませんが、最後までモタれるところを見せていませんでした。鞍上の技術ももちろんですが、収穫と捕らえていいシーンだと感じました。
覚悟していた展開と結果
前が止まらない展開の中で、悪い内容じゃないけど結果が出ない以上は評価はできません。ただ、打開策は見えてきているようなので次こそ期待です。可能であればアンカツさんに次も乗ってほしいなぁ。