このごろ夏らしくない気温が続いていますね。
かと思うと急にスコールのようなどしゃ降りになったりと
お天気に振り回されてしまっています(笑)
今日はガラスパールの三連ネックレスのご紹介です。
目の覚めるようなショッキング・ピンクのパールと
ローズ・ピンクのパールをピンクのシルク糸でオウルノットにして
留め金はクラシカルなクラスプを使用しました。
この作品で使用したパールはガラスの核の部分が
30年前に職人さんの手巻きで作られたもの(表面の塗装は去年)で、
大きさが不揃いなところがなんとも味があって素敵なのです。
タイトルの"Schiaparelli"はエルザ スキャパレリ(Elsa Schiaparelli)のことです。
1890年生まれのイタリア出身のデザイナーで
ココ・シャネルと同時期に活躍しました。
前衛芸術、シュールレアリズム
ショッキング・ピンクなどの派手なカラーを自身のデザインに取り入れ
既成概念に囚われない自由で大胆な作風だったそうです。
単体で見るとぎょっとするようなショッキング・ピンクのパールを
どこまで普段の服装になじむように作れるかなと
何度か試作を重ねてこの形になりました。
長さは鎖骨の上に乗る程度です。
8月8日追記:エルザ・スキャパレリの部分にwikipediaのリンクを張りました。
クリックすると該当記事に飛べます。