次はブレスレットのご紹介です。
「花冠」
シリシャスシストというピンク色の石と照りの素晴らしい淡水パールを合わせて
そのままでは甘くなりすぎるように思ったので
真鍮のチェーンを足してブレスレットにしました。
真っ先に思い浮かべたのは子供の頃作ったレンゲの花冠でした。
ブレスレットなのに「冠」です。(笑)
「雪降る街」
大粒のグレーのコットンパールとヴィンテージのアレキサンドライトのビーズを
繋いでブレスレットにしました。マンテル部分にはリボンのチャームとスワロフスキーの
アレキサンドライトを一粒下げて、見えない部分もオシャレになるようにこだわりました。
アレキサンドライトは蛍光灯下では淡い青ですが、太陽光に当てると
ライラックカラーに変化します。(画像は太陽光下で撮っています)
「décadence」
退廃という意味のタイトルを付けました。ヴィンテージビーズやチェコビーズ、
イタリア製のアクリルパーツなど様々な表情を持つ赤を集めて
ちょっとセクシーな雰囲気を持つ作品に仕上げました。
「赤」というのは難しい色でさじ加減を間違えると
とても下品になってしまい、何度か作り直しました。
なんとか作品に落とし込めたことでほっとしています。
「pâtissière」
パティシエールとは女性の菓子職人のこと。
ちょっと不思議な形のパールはコスチュームジュエリー作家の
ミリアム・ハスケルが使用していたものと同形のものです。
イタリア製のアクリルビーズと合わせてお菓子のような雰囲気を出しました。