弁護士美和のブログ つづりまとめ

 弁護士 美 和 勇 夫

東京高裁は,遺族を洗脳していると、能動態文章で書いていれば問題無いではないか?

2020-02-18 17:02:53 | Weblog
 

< 今年の日弁連会長候補者は、今回の岡口分限裁判をどう考えているか?

    幸い今年は、日弁連会長選挙・上位二人による決

     戦投票が3月11日にあるから、

    「本件告発をどうかんがえるか?」 の 公開質問状を出し このブログで

     候補者・二人の回答をここに書きます。

 


<前回の告発紹介の続きである>

岡口裁判官は、フェイスブックに「(殺人事件の)遺族は自分を非難するよう東京高裁に洗脳されている」という趣旨の投稿をした。
  
     しかし、

 ① 「遺族は・・・東京高裁に洗脳されている

      という受動態の文章でなく


 ② 「東京高裁は・・・遺族を洗脳している

      という能動態の文章で書けば,東京高裁のやり方を批判しておるだけで

      懲戒の対象とはならないだろう。まっとうな批判をすることはそれこそ、

      表現の自由である。 


    その投稿は裁判所法の定める「品位を辱める行状」に

    該当するとはいわれない。


  ③  もともと 性犯罪の判決を最高裁が(内規違反であるのに)ウエッブサイトに

     載せたのを、岡口裁判官がツイッターで紹介したものであって、

     遺族が怒る相手は、岡口裁判官だけでなく、最高裁判所もその対象ではないか


  ④  遺族が掲載をおこっておるんだから・・・

       高裁事務局長、岡口、遺族で 話し合って、事       のいきさつをいちから説明し

       両者できちんと遺族に謝罪しておればこんな事にはなっていない。



  ⑤  それを、岡口裁判官をはずして、高裁だけが自分たちに都合よく遺族に説明したの

     で、ややこしいことになっているだけである。


  ⑥  それなのになぜ 仙台高裁長官は岡口裁判官を懲戒

     にしようと最高裁にもうしたてるのか! 

     高裁、最高裁はグルに決まっている。



  ⑦  ことのいきさつを知らない一般人に、(おおかたの弁護士・裁判官・国会議員・

     マスコミすらそうだが) 「また岡口はやらかしたのか」「しょうもない裁判官

     だ」と思わせ、裁判官を辞めさせる方向に持って行きたいのである。

今回の懲戒申し立てには、なぜか 世の弁護士も人ごとのように、さめている。事は憲法の「表現の自由」問題なのに・・・同じ法曹でありながら、だあれもおもてだって岡口君を擁護しようとたちあがらない。

      
そんなことではいかんのだが、「またか」とおもうだけで、いきさつを知ろうとしない。



  ⑧   しかしながら,本件分限裁判申し立ては、「仙台高裁長官の職権濫用」だから 

       義によりて,勝手連・手弁当にて、私と浅井正弁護士とで告発しました。

      高検検事長の停年延長といい、桜事件と言い、組織・権

      力の上層部にいるもののやりかたは、うすきたなく


      全くけしからん! 成長という文字すら書けない総理大臣



   

◆  <岡口 基一裁判官のフエイスブックつぶやき>
仙台高等裁判所


他の部の某裁判官が、飲みに誘ってくれたので、
一緒に、仙台の柳町の「銀乃」という飲み屋で飲んでました。
愚痴をいっぱい聞いてくれまし た(^_^) 。

現場の裁判官は、いい人ばかりです。

それに引き換え、裁判所当局に入ってる裁判官は・・(怒)。


  

        





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