自己満足的電脳空間

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北海道日本ハム新球場は天然芝に正式決定!

2018-11-12 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
NPB・北海道日本ハムファイターズの親会社・日本ハムは10月31日、取締役会を開き、北海道北広島市に本拠地球場を建設することを決めた。積雪寒冷地への対応として、日本初の開閉式の屋根を備えた天然芝球場とする。球場の開業は2023年3月。


11月5日に発表された新しい球場イメージ


球団は以前から新球場建設の目的の一つに「選手のプレー環境の改善」を挙げており、グラウンドは天然芝とする。球場建設後に商業施設やホテルなど付帯施設の営業を順次始める予定で、スポーツを核とした街づくり「ボールパーク構想」の実現へ本格的に動き出す。

開閉式の屋根を持つ天然芝の球場で、収容人数は約3万5千人。札幌市内で記者会見した三谷仁志事業統括副本部長は「世界がまだ見ぬボールパークを北海道から発信したい」と語った。

大きな特長はスライドする長さ約160メートルの切り妻式の屋根で、冬場は閉じて雪を防ぐ。中堅後方には高さ約70メートル、幅約180メートルのガラスの壁が建てられ、将来的には映像も流される予定。

左右非対称のグラウンドは掘り下げ式で、地上レベルにスタンドを取り囲むようにコンコースを設置。左翼席上段には天然温泉の入浴施設ができ、球場の周りの公園にはバーベキューやキャンプをできる施設も造るという。


実に素晴らしい!!!

NPB本拠地では宮城球場、甲子園球場、グリーンスタジアム神戸(オリックスの準本拠地)、2代目広島市民球場(マツダ)に次いでの天然芝球場になる。

寒冷地故に屋根の設置は仕方ないが、野球とは青空のもとで芝生の上で行うというコンセプトがしっかり反映され、本来あるべき姿が北広島で体現されることは非常に喜ばしい。


さて、スライド式開閉式屋根を備えた天然芝球場といえばシアトルの「セーフコ・フィールド」

バンクワン・ボールパーク(現チェイス・フィールド)に次ぐ世界2番目の開閉式屋根付き天然芝の野球場である。右翼スタンドの上に収納された屋根は3枚の鋼鉄板で出来ており、重さは約1万1,000トン。開閉には20分ほどの時間を要する

球場完成直後、当時居住していたバンクーバーからグレイハウンドに乗り込みシアトルまで赴き、初めてセーフコ・フィールドを目の当たりにしたとき、あまりの美しさに涙した。それぐらいボールパークを完全に体現した球場だった。

その日は幸か不幸か、試合中に降雨があり、初めて開閉式屋根が閉じる風景も目の当たりにできる幸運に恵まれた(但し屋根の開閉には20分ほどかかり、屋根が閉じかけたときは雨がやんでいたがwww)。

おそらく北海道日本ハム新球場も寒冷地シアトルにあるセーフコ・フィールドに似たような構造になるように思われる。あの感動が遂に日本国内でも体験できるかと思うと、興奮が抑えきれない。早く、北広島の新球場で躍動する選手たちを目の当たりにしたいものだ!!!

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)