無名シニアの水彩画日記

光と影をテーマに地元横浜、鎌倉などの身近な風景を描いています。

今年の夢(目標)

2008年01月05日 09時03分29秒 | 静物
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

みなさん、年末年始はいかがお過ごしでしたか。
私はスケッチ三昧の日々を過ごしました、といいたいところですが
実は一枚も描けませんでした。

体調を崩している家内にかわり12月から不慣れな家事をこなしつつ
病院通いの日々を送りました。
そんな中、正月2・3日だけは毎年恒例の箱根駅伝観戦。
テレビの前に釘付けになりワセダの往路優勝に
年甲斐もなく感動の涙を流しました・・・。

さて、六十の手習いで始めた私の水彩画も早いものでもう4年目。
そこでこれまでの日々を振り返り”今年の夢(目標)”を考えてみたいと思います。

最初の一・二年は、がむしゃらに絵を描いていたように思います。
二年間で300枚近く描いたでしょうか。
どこかで耳にした”練習量と上達速度は比例する”という言葉をひたすら信じて
天気がよければ横浜・鎌倉に出かけ、手当たり次第にスケッチしていたのが
昨日のことのように思い出されます。

しかし、その頃の絵をいま眺めてみると、どうもほとんどが見えるものを
ありのままに描きこんでいます。
説明的な絵になっているのですね。絵からイメージが膨らまないのです。
つまらない絵ばかりでした。

昨年は、ややマンネリ化した殻をなんとか突き破るべく、はじめて風景スケッチ専門の教室に参加し先生から本格的な指導を受けました。
ここで構図やデッサンだけでなく”色やトーンの大切さ”を学びました。
絵のコンセプトをしっかりイメージし、見る人に印象に残る作品とするための”彩色”の重要性のことです。
お陰さまでいまでは何十枚か描いた中で作品と呼べるレベルがいくつか残せるようになりました。

また画廊の企画展やグループ展にも積極的に参加しました。
ブログ掲載も勿論大切ですが、実物を前にした第三者の冷静な評価に
耳を傾けることがより重要と思ったからです。

今年の夢(目標)は

①作品の完成度をたかめる
②スケッチ対象をひろげる
③個展開催を現実にする

ですね。

①作品の完成度をたかめる

これまでに約400枚描きましたが完成度の高い作品が少ないように思います。
淡彩のような絵が多いとも言われてるし・・・。
今年は作品の完成度をすこし高めたいですね。
描きこみすぎないよう筆のおき時に注意しながらも”作品”とよべるレベル
に描きこみたいと思います。

②スケッチ対象をひろげる

これまでスケッチ対象が、横浜・鎌倉・湘南方面に偏っっていました。
今年は日本各地へ足を運ぶのは勿論のこと、できれば海外スケッチにも
行きたい、と夢は膨らみます。

③個展開催を現実にする

お前の腕では”10年早い”と叱られそうですが、
スケッチ仲間、ブログ読者、昔の上司、友人など、期待している皆さんのためにも
何とか夢を実現したいですね。

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これは今日の土曜絵画教室で描いた「檸檬の香り」です。
いつものスケッチ仲間が持参しました。


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