今朝 里の庭に出てみたら思いもかけずカルミアの花が咲いていました。
コロナ コロナで世の中が騒然としているのに、花はちゃんと自分の出番を心得ているとみえます。
私はカルミアには特別に思い入れがあります。
カルミアが思いがけずに咲き満ちて
この花見ずに夫は逝きたり
母が創った短歌はほとんど山草が多く、華やかな色彩のものは少ないのですが、カルミアは例外でつぼみはまるで金平糖のようです。
ニガナという呼名教えし人も病み
教わりし夫も老い痴れて今は
どちらかというと私も母と同様華やかな園芸種は好まず、人知れず咲く山野草に惹かれます。
ただし違いは短歌も俳句も心に浮かばない点!
もう短歌も俳句も諦めて、真鶴の荒井城址公園に今朝も出掛けました。
タクシーの運転手さんに聞いたらコロナ罹患者は真鶴が1名、湯河原は何時の間にやら7名になっているとの事。
ああ おそろしや! おそろしや!
奥湯河原に行った際も時折クロアゲハやアオスジアゲハを見かけるのですが、すごいスピードで飛び去ります。
撮るのはムリムリと諦めていましたが、城址公園でも憧れのアオスジアゲハがハルジオンの花蜜を吸っていました。
荒井城址公園では人影も見えず、濃い緑に包まれ静寂な一時を過ごしました。