黄色い実をつけるクサボケ
バラ科ボケ属の落葉低木。別名をシドミ、あるいはジナシ。
日当たりのよい、草原や路傍などに生え、庭に植えられるボケに似ている。
30~100センチの小さく細い低木なので、草の名がついた。
茎には小枝が転じた針があり、葉は互生し、先が丸く、 もとがせまい、倒卵形。
花は4~5月。葉より先に、短花柄で雄花雌花の別があり、直径約2.5センチ
の赤色の5弁花。
秋にはナシのような黄色の実がなる。たいへん香りがよいので、タンスに入れて
衣服への移り香を楽しむ風習がある。 果実は酸っぱいが食べられる。
香りを生かして果実酒にしたり民間薬として利用する。
子供の頃はジナシの花は家に飾ってはいけないと言われた記憶がある。
1=?は園芸ナビへ投稿してあります。近所
2=ニオイスメレは森林公園に咲いてました
3=スミレは自然観察公園
4=白タンポポは国営武蔵森林公園