前回からだいぶ時間が空いてしまいました。
今回は、京都有次製、京都菊一文字製、高芝ギムネ製の革包丁3本の硬度測定しました。
革包丁の硬度調べてみたpart1 信義・秀次・美貴久・岩田
革包丁の硬度調べてみた part2 金高刃物
測定方法については、過去記事、特にpart1をご覧ください。
簡単に説明すると、ロックウェル硬度の簡易測定鑢を使って、革包丁を擦ってみます。
傷が付けばその硬度未満、傷が付かなければその鑢の硬度以上となります。
まずは京都対決の有次、菊一文字の2本です。
どちらも錦にお店があります。
2つのお店は近いのですが、お店の印象はかなり違いました。
どちらかと言うと有次は刃物屋さんと言うよりも、研ぎ屋さんの印象でした。
綺麗に並んでいる刃物を選び、その場で研いでくれて、包んでくれます。
対して菊一文字は、刃物が所せましと並んでいまして、種類も豊富で、まさに刃物屋さんという印象です。
有次は外国人の観光客も沢山いますし、店員さんも外国語で応対していました。
対して、菊一文字は職人さん御用達みたいなお店で、いろいろ刃物の相談に乗っていただけました。
どちらも一度は行ってみたいお店だったので、念願叶って大満足な買い物が出来ました。
近くはないので、両方で大人買いしてしまいました。
さて、私情は置いておいて、硬度測定の結果です。
有次、菊一文字双方、60-65の範囲内でした。
銘入りの包丁では一般的な数値かと思います。
どちらも鋼材の公表はありませんが、安来白紙か青紙クラスの硬度です。
アマゾンで購入した、高芝ギムネ製の青二です。
こちらも同じくHRC60-65の範囲内です。
なんとも面白くない結果ですみません。
が、どれも同等の方さ、後は値段と相談ですね。
高芝ギムネ製の包丁は、メーカーの動画が結構面白くて、ついポチってしまった逸品です。
値段も安いので、この硬度であればリーズナブルですね。
ただ、仕上げは機械で研いだ感じそのままで、店頭で丁寧に研いでくれる有次とは、違った仕上がりですし、もちろん、値段も有次はお高めです。
ここまでのリザルトです。
HRC65以上
信義(青紙スーパー)
HRC60-65
京都有次、京都菊一文字、高柴ギムネ、金高刃物老舗、碧極上、岩田屋
HRC55-60
該当なし
HRC50-55
美貴久、その他無名革包丁
番外編 ブランチャードエクステンションブレード
今回は、京都有次製、京都菊一文字製、高芝ギムネ製の革包丁3本の硬度測定しました。
革包丁の硬度調べてみたpart1 信義・秀次・美貴久・岩田
革包丁の硬度調べてみた part2 金高刃物
測定方法については、過去記事、特にpart1をご覧ください。
簡単に説明すると、ロックウェル硬度の簡易測定鑢を使って、革包丁を擦ってみます。
傷が付けばその硬度未満、傷が付かなければその鑢の硬度以上となります。
まずは京都対決の有次、菊一文字の2本です。
どちらも錦にお店があります。
2つのお店は近いのですが、お店の印象はかなり違いました。
どちらかと言うと有次は刃物屋さんと言うよりも、研ぎ屋さんの印象でした。
綺麗に並んでいる刃物を選び、その場で研いでくれて、包んでくれます。
対して菊一文字は、刃物が所せましと並んでいまして、種類も豊富で、まさに刃物屋さんという印象です。
有次は外国人の観光客も沢山いますし、店員さんも外国語で応対していました。
対して、菊一文字は職人さん御用達みたいなお店で、いろいろ刃物の相談に乗っていただけました。
どちらも一度は行ってみたいお店だったので、念願叶って大満足な買い物が出来ました。
近くはないので、両方で大人買いしてしまいました。
さて、私情は置いておいて、硬度測定の結果です。
有次、菊一文字双方、60-65の範囲内でした。
銘入りの包丁では一般的な数値かと思います。
どちらも鋼材の公表はありませんが、安来白紙か青紙クラスの硬度です。
アマゾンで購入した、高芝ギムネ製の青二です。
こちらも同じくHRC60-65の範囲内です。
なんとも面白くない結果ですみません。
が、どれも同等の方さ、後は値段と相談ですね。
高芝ギムネ製の包丁は、メーカーの動画が結構面白くて、ついポチってしまった逸品です。
値段も安いので、この硬度であればリーズナブルですね。
ただ、仕上げは機械で研いだ感じそのままで、店頭で丁寧に研いでくれる有次とは、違った仕上がりですし、もちろん、値段も有次はお高めです。
ここまでのリザルトです。
HRC65以上
信義(青紙スーパー)
HRC60-65
京都有次、京都菊一文字、高柴ギムネ、金高刃物老舗、碧極上、岩田屋
HRC55-60
該当なし
HRC50-55
美貴久、その他無名革包丁
番外編 ブランチャードエクステンションブレード
菊一文字は、家から歩いて行ける距離ということもあり、人が少ない時は店主と話す機会があるのですが、革裁ち包丁は全て白紙ということでした。
ただし、かなり高温で火を入れてるので、青紙クラスの強度があるという説明を受けました。
歩いていける距離というのは羨ましい限りです。
菊一文字のお店は観光客の多い有次とは対照的に、落ち着いていて、またいろいろ揃っていて、プロ御用達な感じが好印象のお店でした。
また京都に訪れた際には是非寄ってみたいと思います。
鋼材の情報、ありがとうございます。