Madeleine
小粋な響きを持つ、ステキな名前のついた焼き菓子。
シンプルで、誰にでも好まれる、ハニーレモン・マドレーヌを作ってみました。
材料を次々に加えて、泡立て器で混ぜるだけの生地は、一晩、ねかせるとベストな状態になります。
マドレーヌ生地の入ったボウルを冷蔵庫に入れたら、私も一緒に眠りにつき・・・
さて、朝、目覚めたら、さっそく焼き始めます。
オーソドックスなマドレーヌ型のほかに、まあるいシェル型も用意しました。
オーブンに入れると、みるみるうちに膨らんで期待どおり。
特に、ぷっくりのシェル型のマドレーヌは、本当に可愛いです。
ふんわり、でもフワフワしすぎず、しっとりと弾力があります。
爽やかなレモンの香りと、はちみつの自然な甘さ。味もOK!
人に聞かれたら、こう答えましょう。
お菓子の国の、穏やかな波打ち際で見つけたのだと。
そこは秘密の、マドレーヌの入り江・・・
ティー・タイムになりました。
フルーティーな紅茶とともに頂きましょうね。
レシピ
<材料>(マドレーヌ型 約12個分)
・卵・・・・・・・・・2個
・バター・・・・・・・90g
・砂糖・・・・・・・・80g
・薄力粉・・・・・・・100g
・ベーキング・パウダー・・・小さじ2分の1
・レモンの皮のすりおろし・・・1個分
・はちみつ・・・・・30g
*レモンは国産の小さめのものを使いました。
輸入レモンの場合は、2分の1個分です。
<作り方>
1 ボウルに卵を割り入れ、砂糖を数回に分けて加えながら、なめらかになるまで混ぜる。
2 レモンの皮のすりおろしも入れて混ぜる。
3 薄力粉とベーキング・パウダーを合わせてふるい、2)に加えて混ぜる。
4 バターを鍋に入れて溶かし、3)に加えて、さらによく混ぜる。
5 はちみつも加えて、混ぜ合わせる。
6 ラップをして、生地を一晩、冷蔵庫でねかせる。(時間がないときでも、せめて1時間はねかせましょう)
*溶かしバターは、熱すぎないように。
次の日
7 マドレーヌ型に薄くバターを塗り、軽く強力粉を振って、冷蔵庫で冷やしておく。
8 生地を型に八分目ほど流して、180℃のオーブンで15分ほど焼く。(時間は適宜に調節)
9 あら熱がとれたら型から出して、1個づつラッピングする。
*出来たては我慢。3~4時間たってから食べましょう。
焼いた生地がおちついて、いっそう美味しくなります!