芭蕉翁は、名古屋に入った模様。(^。^)
「狂句 木枯の身は竹斎に似たる哉」 芭蕉
冒頭の「狂句」と置かれた文字が気に掛かります。!(◎_◎;)
(句意)
「狂句を詠みながら、冷たい木枯しに吹かれ諸国を流浪してきた。枯れ木のようにみすぼらしいこの身は、かの狂歌好きの竹斎とそっくりだ。」
「狂句」については、次のような事情だそうです。( ; _ ; )/~~~
『竹斎』は、仮名草子本(烏丸光広作)の題名で当時のベストセラー。やぶ医者が下男を連れて諸国行脚をする物語。
芭蕉は自らのやつれた姿と俳諧に掛ける尋常ならざる想いを竹斎の風狂になぞらえた。
この旅の風狂は、芭蕉俳諧の一大転機になっており、名古屋の門弟に見せる並々ならぬ自信とみてよい。
冒頭の「狂句」は、芭蕉の決意を示す並々ならぬ宣言であり、敢えて「狂句」という自虐的な言い方をしたのであろう。
ただし、 「狂句」は、後日削除したと言われている。
にゃるへそ!🐈⬛
「狂句」、、、現代流に言うなら、「ロックンロール」だぜ!、、、シェゲナベイビー!(内田裕也)!(◎_◎;)
嘘のようなホントの話。
内田裕也氏は、生前、東日本大震災の被災地「石巻」を訪ねた際に、仮設ステージ上から、市民に発した第一声が、
「シェゲナベイビー!、石巻、英語で言ったら、ロックンロールだぜ!、よろしく!」m(__)m
いや、そりゃ、石=ロック、巻=ロール、だけど、、、おっさん、うまいこと言いよんなぁ!( ^_^)/~~~
ただし、裕也さん、上記のジョークのあと、このようにコメントされてます。(^-^)
「今のはこじつけ。行方不明者も多いし、亡くなった方も多い。まずはここだと思った」、、、ホントは優しいんやね。(^_^)
というわけで、芭蕉翁のロック魂を現代に受け継ぐ馬関からの返句、、、だぜ、ベイビー!!(◎_◎;)
「木枯しや転がる石の如くゆけ」 祖谷馬関