パート先でのReally？シリーズ ～振り返ると石になる話

持ち帰りオーダーが出来るまでの間、店内で味噌汁を飲んで待つことにしたらしいメキシコ人姉妹。

味噌汁ね、味噌汁。
フツーの味噌汁。



姉妹：スプーンくれる？（←よくある）


あたし：はいはい。


姉妹：カットレモンとチリソースもお願い


あたし：・・・・はい







彼女らの要望どおりにブツを運んだら最後、見なくてもいい物は見ずに済ませる為に素早く回れ右して、2度と振り返りませんでした。


本日のダニー弁と夕飯


・まかないの残りハマチかま
・大根おろし
・鶏と野菜のピリ辛炒め
・きゅうりのキムチ

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＜おまけ＞
土禁の我が家。
履物で散乱していたガレージから台所へのドア付近に靴置き場が出来たよ☆
しかも、角で足をぶつけない様に丸く削ってくれたわ。
でかしたダニー

失笑

夕食も終盤に差し掛かったとき。

I'm soo full（あー、あたしお腹いっぱい）


そう言って、亭主の顔を見ると満面の笑みでこう返ってきました。


Hi, I'm Danny. Nice to meet you! 　（僕はダニーです、どうぞヨロシク）



あまりのバカバカしさに理解するまで数秒を要するも、ちょっと笑ってしまった自分が少し情けなかったです。


今日のダニー弁




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安いと計算ができない

（1ドル100円計算してるので、実際はもっと安いと思われ）


例えば、

・マンゴー3個　100円
・苺1パック　120円
・パイナップル900g　100円
・メロン1.4kg　100円

だったならば、どれを無視できるかっちゅう話よ。





そこに、ご近所からスイカ1個を頂いてしまったらどうなるか。

　　　　　　　　　　↓

昨日の朝食



消費が間に合わず5種中、3品が瀕死の状態でした。


そんな昨日の今日、

キウイ4個　100円
プラム　900g　100円

を、追加してしまったあたしは、とことんダメ主婦だと思う。


本日のダニー弁と夕飯


・焼き餃子（画像は焼く前）
・野菜のタマゴソース掛け
・白米／味噌汁


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早い話が離婚回避の会

ただでさえ離婚率が高いといわれるアメリカで、ことさら高いらしい軍人家族の離婚率。

だからかと思うんだけど、婚約中のカップルをも対象としたカウンセリングみたいな勉強会を軍が無料でやってくれているようなの。

パートを始めた頃、家事分担や何やかんやと色々揉めてゴタゴタしていた我々夫婦。
その時にダニーが申し込んだその集まりが今更あったから、仕方なく行って来たのね。

ダニーに言わせると、然るべき部署に話を聞きに行っただけなのに、強く参加を勧められて断りきれなかったとの事。

金曜の夕食会から始まって土曜の夕方までの果てしない催し事。
個人のカウンセリングならまだしも、集団での勉強会なんて・・・

冗談じゃないよ、あんた！
日本語でだってゴメンだって言うのに英語でそんな訳の分からん集まりになんか参加してられるかっちゅうの

と喉元まで出掛かったのを、自分たちの将来に少しでもプラスになればと渋々合意。

行って見ると、てっきり破綻寸前の夫婦が集まって微妙な雰囲気なのかと思いきや、我々より大分若い20代前半くらいのアツアツのカップルばかりだったわ。

だから想像していたより、かなり和やかな雰囲気で良かったんだけど、男女に分かれて話し合う時間がキツかったわ。

あたしなんか自分の気配をいかに消して時が過ぎるのを待つ事に集中してるっていうのに、アメリカ人のオネーチャンたちは違うのよ。

どうやって自分が配偶者をサポートして、出来た妻か母であるかを事あるごとに挙手して発言するの。

そんなに協力的な妻が多かったら、軍人の離婚率は世間で言うほど高くはないハズなのにね。
でも、まぁ聞いておいて損のない話だからしっかり聞いておいたけどさ。

１人、ご主人が家のことして奥さんが軍人というオネーチャンがいて、彼女の話は逆の立場の意見として参考になったわ。

とにかく、仕事以外のストレスでイライラしたくないんですって。
それも甘い話よね。
家族の生活を担う勤め人なら、みんなそう思ってるわ。


・1年のうちの殆どを留守にする配偶者
・その間、子供と留守を守るプレッシャー
・定期的に繰り返される引越し
・よって人付き合いに限度がある
・海外勤務によって自分の親や兄弟と遠く離される
・仕事に問題を抱えているようだが話してくれない
・話してくれないから愚痴も聞けない
・戦地から戻ってきたら精神的におかしい
・酒、ギャンブル、浮気

などなどなどなど、元軍属の先輩奥様たちが自分たちや友人知人の経験談を下に色々と話してくれる会でした。

なんか２日目のお昼前にはグッタリしちゃって、ダニーも「もうたくさん」って言うから途中で帰ってきちゃった☆



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パート先でのReally?シリーズ ～見た目は麦茶

緑茶に砂糖を入れる様を見て、「オエーッ」としていた過去の自分は、なんて無垢で世間知らずで可愛らしい三十路女だったのかしら。

醤油を入れた味噌汁を赤ん坊に与えている現場を初めて目撃した時は、あまりの衝撃に挙動不審になったけど、あれからそれなりに場数を踏んで今じゃ慣れっこ。

醤油の代わりに、チリソースを付けて寿司を食べている人を見ても、もう何とも思わないほどに神経は麻痺していったわ。

天ぷらそばの薬味がアボカドだって、パパイヤに唐辛子をまぶされたって、自分が手さえ出さなければ問題ナッスィング。

塩が振られた枝豆に更にレモンを絞っている人がいても「テキーラかよ」と心の中で一人ツッコミする余裕すら出来てきたっていうのに、上には上がいたのよ。


もう、アレを目撃してしまったら最後、その後味の悪さときたら・・・。
映画グリーンマイルを観た後に近いものがあるわ。


さすがの経営者も「アレは初めてみた」って言ってたし、キツイ情報よ。
覚悟はいい？





なんと今度は








緑茶に










醤油




その人は、お替りをして再度同じことをしたので確信犯です。




本日のダニー弁



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諦めて買い物に行きます。

パートへ出る前に6割がた夕飯の準備を済ませるあたし。
そうすると、疲れて帰ってきても気分的にラクじゃない？

今夜はチキンカツだから、お肉に衣を付けた状態で出掛けたかったのよね。

ところが、2つ必要なタマゴが１個しかないじゃない
日本にいたらサクサクっと最寄のスーパーに行くところだけど、ここはアメリカ。

車に乗って馬鹿でかい駐車場に停めて、馬鹿でかい店内を歩いて、あたしにとったら大仕事なわけ。


だから、出勤準備をしている亭主に愚痴ったのよ。
今日のディナーにタマゴが2個必要なんだけど、1個しかないョ・・・って。


ダニーったらどうしたと思う？
中腰になって、いきみ始めたのよ。


俺がその1個を産んでやるって。


本当に色んなものが出てきそうだったので、直ぐにやめてもらいました。



今日のダニー弁



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どちらもキツいカレーの選択

どういうわけか、カナダの歌姫セリーヌ・ディオンが嫌いなあたし。
ダニーの場合どういうわけか、ビヨンセが我慢ならないみたいなの。

よって通常、亭主在宅のときは日本の歌謡曲とビヨンセは遠慮していたのだけど、日曜だった昨日どーしてもそのどちらかをかけないからには、出かける準備をする気力が起きなくてね。

それで聞いてい見たわけよ。
ビヨンセと平井堅一つ選ばなければいけないとしたらどっち？


ダニーはこう言ったわ。



う〇こ味のカレーか、カレー味のう〇こかみたいな質問だな。


それでも１つ選んだダニー。

その後、心なしか元気がない感じ？



あれから一晩明けた今朝。
亭主が身支度をしながらPop Starをハミングしていたので、そのことを指摘すると凄く悔しそうでした。

どうやら頭から離れない模様。




今日のダニー弁と夕飯


・タイ風チキン
・茄子のお焼き


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畑仕事のボランティア ブロッコリー編

前回のレタスに続いて、



今回はブロッコリー。





お決まりの白いネットを被っての作業


思っていたよりしんどい作業で、1時間もしないでバテてきたあたし。

そういえば前回誰かが、カリフラワーの時はキツかったって言っていたのを思い出したわ。
レタスと比べて重いしね。

現場に到着した時はどんより曇り空で肌寒かったのに、作業が開始されてまもなくすると日差しが強くなってきたの。

家を出るときはもっと寒くて、帽子もサングラスも敢えて置いてきたくらいのお天気だったから、日焼け止めなんぞ準備してるわけも無く・・・

辛うじて顔は化粧してたからセーフだったけど、腕と首が真っ赤に焼けてシャワーが痛いったらないわ！

「最初のお手入れが肝心」とダニーが1時間おきくらいに患部に保湿剤を塗ってくれるのが唯一の救いです。


そうそう、前回のレタスの時に居合わせていたことが後日判明したChirozさんご夫婦。
あの時は「日本人かなー」とお互いチラ見で終わったけど、今回は作業の後にランチまでご一緒していただいて楽しかったわー。

日本への近況報告の為に始めたブログだけど、こういうご縁ってあり難いです。



分かりづらいけどブロッコリーに噛り付く亭主




前回同様、今日も自分たちの分を貰って帰ってきたものの、なぜか夕飯は微塵もブロッコリーを使わなかったチキンサラダ。




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だから誰よ？ ～サラダの行方

週２－３日だったバイトを、今週から週４でランチタイムのみにしてもらいました。
やっぱり夕方から家に居た方が何かと事がスムーズなのよね。

幸い、あたしと入れ替わりで入る他のウェイトレスからすんなりOKが出たの。
むしろ「本当にあなたはそれでいいのか？」と心配されたわ。
ディナーの方がチップがいいから出来れば夜だけ働きたかったんですって。

そんなわけで、昼間のほんの数時間のバイトに切り替わったから、家事全般が滞りなくこなせて気分がいいです。








今日バイトで先で、経営者にサラダ１つと味噌汁３つを４人が待つテーブルへ持って行くように指示をされたの。

あの店で日本語を話すのは経営者とあたしだけ。
配膳を担うのも私たち2人なわけ。
日本人のお客さんも殆どいないのね。

1人ひとつ味噌汁かサラダを選んで計4つ。
でも注文を取ったのはあたしじゃなかったから、誰がどれを頼んだのか分からなかったの。

でも味噌汁３つに対してサラダが１つなんだから、誰がサラダを頼んだかさえ分かればスムーズに味噌汁の行き先が分かるじゃない？

だから運びながら経営者に聞いたわけ。
「サラダはどなたですか？」って。


そしたら経営者はお客がたくさんいる前でこう言ったわ。



「太った人」



日本から来て間が無いあたしは「〇〇色の洋服の人」とか「窓側の人」とか、そういう回答を待っていたんだけどね。

まぁ日本よりアメリカ生活の方が長い人の日本語力ってそんな感じなのよ。
あたしが日本語で訊ねても英語で返ってくるなん珍しくないし。

だからこの場合も、本人をそれもお客さんを前に失礼な言い方だけど、咄嗟に出てきた言葉がアレだったんだな、まぁ相手に分からなければよかろう・・・って感じでとりあえず4人グループの中の太った人を探したの。




そして直ぐにあれは日本語力云々の問題じゃないって気づいたわ。





だって・・・・・










4人全員見事なデブ！！



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長いものには巻かれても手を出さず

パート先で熟れたパパイヤを切って出してくれたことがあったの。
ほら、仕事中だけど「手が空いたときに食べてね」的な。

食いしん坊のあたし、真っ先に手を伸ばしてモグモグしていると「おいおい、待てよ。肝心なものがまだじゃないか」とパパイヤの上に



レモン汁と


塩と


粉末の赤唐辛子を




パパパパパパーーーーッ




あたし：




止める間もなかったというか、あまりに想定外の事の成り行きにあっけに取られたのよね。




今日は切り分けたオレンジが既に赤唐辛子が振られた状態でお皿に盛ってあったわ。



勿論、手を出すことなく時は過ぎていったんだけど、同じくらいに衝撃的な賄いを見てしまったの。




メキシコ人寿司シェフが




天ぷら蕎麦に




アボカドスライスと



チリソース



Really??





本日のダニー弁と夕飯


・タイチキン
・野菜炒め


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