リサイクルが可能なペットボトル飲料や缶ビールを買うと、1本につき数セントがレジにて別途加算されるカリフォルニア州。
飲み終わって、リサイクルセンターに持って行けば換金してくれるシステムなのね。
だからホームレスの人なんかが、よくゴミ箱を漁ってるわけよ。
今日はミネラルウォーター12本セットと、缶ビールを1箱購入。
でも、合計金額が予定より若干高かったから、ちょっと気になってはいたもののダニーもいるし荷物もあるしで結局そのままに。
あたしが車に荷物を積んだりショッピングカートを返却してる間に、一人じゃ乗車できないダニーが暇つぶしにレシートを確認してたのよね。
そこで、改めてミネラルウォーターが2回もチャージされていることが発覚。
お買い上げ点数も2商品とリサイクル代が各々について合計4点のはずが6点だし。
こういう場合、金額が大きいと即座にレジに向かうのだけど、今回みたいに差ほど痛手を負わない場合は諦める事が常の我々。
だって、再びレジに行って並びなおして融通の利かない若しくはやる気の無い店員とやりとりするだけの価値がないんだもの。
でもさ。
なぜか、今日は許せなかったのよ。
何が何でも理屈を通したかったのね。
ダニーの「やめときなよ、割りに合わないよ。それより僕を車に乗せてよ」という声を背中で聞きながら再び店内へ向かったわ。
まぁ、案の定なんだけどー。
鼻からあたしをクレーマーとでも思っているかのような態度で「あー、リサイクル代金が掛かってるの知ってる?だから現品より高いのよ」とレジのおばじゃん。
「ええ、知ってますよ。これらがその代金ですよね」とレシートを持って対応するあたし。
「よって合計お買い上げ点数は4点のところを6点なのはおかしいですよね」と詰め寄るも「いやだからそうじゃなくて」と諦めないおばちゃん。
「この2点が余分なんですよ、見て分かりませんか? 私が買ったのは2商品。それに付加されるリサイクル代金も2つ。なのにコレ2つが余計にチャージされてるの!」と幼稚園児に物言うように説明するも頑固な姿勢を崩さないオバチャンにちーちゃんグッタリ。
途中「あら、ミネラルウォーターを2回スキャンしてるかも・・」と一瞬認めるものの僅か3秒くらいで「いや私は間違ってない」と。
・・・・・ お客のあたし閉口。
レシートを見れば明らかなのに、この往生際の悪さは大したもんね。
終いにはマネージャーが出てきて、「このレシートの中であなたが購入していないものを指差して僕に教えてください。説明しますから」と。
えぇ、ご希望通り教えて差し上げましたわ。
「あなた方がこのシンプルな問題を理解できないのは私の英語力の問題ですか?それともあなた方の脳みその問題ですか?」と余計な一言も添えてね。
すると「混乱させてすみません。これが差額です。本当にすみませんでした」と謝罪の言葉を貰えました。
「いいえ、いいんですよ。どうもありがとう」という言葉とは裏腹に、凄く勝ち誇った顔をしていたのは間違いないわね。
そして、
その気になる差額たるや
65セント
ダニーは褒めてくれたわ。
しかも一人で車に乗れてたし!
今日の夕飯
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d7/8d6334f11ebe0a3be4e5f0b570f0172c.jpg)
・豚のステーキ
・味噌汁