離れていても彼女のその荒い息使いは伝わってくるのよ、ロッキー山脈を越えて西海岸のこの島まで。
文書の印刷方法は知らないくせに、強調したい一文は太く大きくフォントを変更する方法を知っていたとは御見それしたわ。
自分の意見は言うくせに、人の話は聞かないのと似てるわね。
アレが出来るのに何故コレが出来ない・・・みたいなー。
別に悪い人じゃないのよ、彼女。
ただ自分の意見が家族で地域で一番正しいって思ってる困ったチャンなの。
「我々は子供を欲していませんよ、日本の両親にもそう伝えてありますよ」って事ある毎に言ってるのに、まったく何も聞かされていない素振りで「まだ?楽しみだわ」って言ってくる辺りはその良い例でね。
ダニーがミシシッピの学校に行っている間の4ヶ月間、あたしに一緒に行かないでコロラドにいるようにって曲者が言うのよ。
それも2日おきくらいにメールで。
何度も、何度も、何度も。
最初はね、慣れない土地でホテル住まいならば暇だろうしっていう流れ。
まぁ確かに、今みたいにご飯を作ることもお掃除する必要もなくなるから相当な暇人になるだろうなーって自分でも分かってたのよ。
それでも、あの家に長期滞在はムリ無理むり、ゼターイ無理って思って断ったの。
居づらくなったら、一人でこのアパートに帰ってくるなり日本に里帰りするなりローラも遊びに来るように言ってくれてるしと。
すると「うちに泊まらなくても去年みたいにシルビアん家に泊まっていれば?」と提案してきた(←ダニーが長期出航した際にお世話になった)。
もちろんシルビア夫婦は曲者がそんな提案をしていることはコレっぽっちも知らないんだけど。
もちろんその話も却下。
でもこの辺りから薄々何かを感じてはいたのよ。
何ゆえ曲者はあたしを自分の近くに置きたがるのか・・・って。
それで今度はダニー妹宅に滞在するようにとのこと。
ダニーの妹には既に今年2歳になる息子がいて、近々第2子誕生が控えてるのよ。
だから長男の面倒みたり食事の支度を手伝ったりすれば大助かりだわって。
ダニー妹のことは好きだし旦那さんも好感度高いし長男もなついてくれてカワイイんだけど、お泊りするほど親しくない。
よってコレもお断り。
しかし今度はなかなか引き下がらない曲者。
幸い電話じゃないからいいんだけど、とにかくしつこい。
ダニーに相談するも「無視してればいいんだよ、簡単なことさ」って大して気にも留めていない様子。
そもそも生まれてくる赤ん坊の両方のおばあちゃんは健在で専業主婦。
面識の薄い外人嫁のあたしの出番など無い筈って思うじゃない。
でも考えたの。
ひょっとしたらダニー妹は身内にお世話してもらうより、他人のあたしの方が精神的に楽なのかもしれないわって。
だからダニーに言ったの。
「もしあなたの妹が本当にあたしの助けを望んでいるのであれば、あなたの嫁としてお手伝いに行くべきだと思うの。でもコレがお義母さんのいつものヤツだったら完全にお断りだけどね」って。
そしたら「ちーちゃん、だんだん僕のお母さんのこと分かってきたねー。賢いねぇ」って笑ってるし。
本当に君の助けが欲しかったら妹から直接連絡が来るよ。わざわざ母さんを通して頼むようなことは馬鹿な真似はしないさって。
それでね、ダニーが曲者からの最新メールを見せてくれたの。
「ちさとは将来の為に子供の面倒をみる勉強が必要なのよ、オムツを替えたり子供と遊んだり彼女にとっていい機会なの」
え?まだそれ言ってる?
甥っ子たちの面倒を見てれば自分の子供が欲しくなるハズとか考えてるのかしらね。
誰か、曲者に効く薬を・・・
今日の夕飯
・日本のカレー
・もやしのソムタム
ビールを飲むと血行がよくなるのか、腰の痛みが和らぎます。
ごっちー
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文書の印刷方法は知らないくせに、強調したい一文は太く大きくフォントを変更する方法を知っていたとは御見それしたわ。
自分の意見は言うくせに、人の話は聞かないのと似てるわね。
アレが出来るのに何故コレが出来ない・・・みたいなー。
別に悪い人じゃないのよ、彼女。
ただ自分の意見が家族で地域で一番正しいって思ってる困ったチャンなの。
「我々は子供を欲していませんよ、日本の両親にもそう伝えてありますよ」って事ある毎に言ってるのに、まったく何も聞かされていない素振りで「まだ?楽しみだわ」って言ってくる辺りはその良い例でね。
ダニーがミシシッピの学校に行っている間の4ヶ月間、あたしに一緒に行かないでコロラドにいるようにって曲者が言うのよ。
それも2日おきくらいにメールで。
何度も、何度も、何度も。
最初はね、慣れない土地でホテル住まいならば暇だろうしっていう流れ。
まぁ確かに、今みたいにご飯を作ることもお掃除する必要もなくなるから相当な暇人になるだろうなーって自分でも分かってたのよ。
それでも、あの家に長期滞在はムリ無理むり、ゼターイ無理って思って断ったの。
居づらくなったら、一人でこのアパートに帰ってくるなり日本に里帰りするなりローラも遊びに来るように言ってくれてるしと。
すると「うちに泊まらなくても去年みたいにシルビアん家に泊まっていれば?」と提案してきた(←ダニーが長期出航した際にお世話になった)。
もちろんシルビア夫婦は曲者がそんな提案をしていることはコレっぽっちも知らないんだけど。
もちろんその話も却下。
でもこの辺りから薄々何かを感じてはいたのよ。
何ゆえ曲者はあたしを自分の近くに置きたがるのか・・・って。
それで今度はダニー妹宅に滞在するようにとのこと。
ダニーの妹には既に今年2歳になる息子がいて、近々第2子誕生が控えてるのよ。
だから長男の面倒みたり食事の支度を手伝ったりすれば大助かりだわって。
ダニー妹のことは好きだし旦那さんも好感度高いし長男もなついてくれてカワイイんだけど、お泊りするほど親しくない。
よってコレもお断り。
しかし今度はなかなか引き下がらない曲者。
幸い電話じゃないからいいんだけど、とにかくしつこい。
ダニーに相談するも「無視してればいいんだよ、簡単なことさ」って大して気にも留めていない様子。
そもそも生まれてくる赤ん坊の両方のおばあちゃんは健在で専業主婦。
面識の薄い外人嫁のあたしの出番など無い筈って思うじゃない。
でも考えたの。
ひょっとしたらダニー妹は身内にお世話してもらうより、他人のあたしの方が精神的に楽なのかもしれないわって。
だからダニーに言ったの。
「もしあなたの妹が本当にあたしの助けを望んでいるのであれば、あなたの嫁としてお手伝いに行くべきだと思うの。でもコレがお義母さんのいつものヤツだったら完全にお断りだけどね」って。
そしたら「ちーちゃん、だんだん僕のお母さんのこと分かってきたねー。賢いねぇ」って笑ってるし。
本当に君の助けが欲しかったら妹から直接連絡が来るよ。わざわざ母さんを通して頼むようなことは馬鹿な真似はしないさって。
それでね、ダニーが曲者からの最新メールを見せてくれたの。
「ちさとは将来の為に子供の面倒をみる勉強が必要なのよ、オムツを替えたり子供と遊んだり彼女にとっていい機会なの」
え?まだそれ言ってる?
甥っ子たちの面倒を見てれば自分の子供が欲しくなるハズとか考えてるのかしらね。
誰か、曲者に効く薬を・・・
今日の夕飯
・日本のカレー
・もやしのソムタム
ビールを飲むと血行がよくなるのか、腰の痛みが和らぎます。
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