最初は鳥がフルーツか何かを落としていったのかな。。。なんて呑気に片付けていた赤く柔らかい物体。
ある日、ネズミの顔部分が転がっていた時なんて5-6m後ろにぶっ飛んだわ。
どうやら、どこかのバカ猫がうちの玄関マットの上に戦利品を置いていくみたいなの。
それらの掃除で過去何回も相当な心理的ダメージを負っているというのに、今回は今までとは比にならない程のハードコア過ぎる代物が・・・。
それを見てしまった時、あまりの衝撃に暫く鬱って部屋に篭ったわ。
こういう時、床に落ちている紙一枚も拾えなくなったダニーは全く役に立たないし。
別にそれを責めるつもりはないの。
ただ、出来ないなりに出来ることを模索してくれてもいいんじゃないかしらって思うわけ。
例えば、猫避けの商品を検索するだとか。
「役に立てなくてゴメンネ。よしよし」ってしてくれるだとか。
せめてフリくらいしろよって。
それが、どうよ。
この人ったら!!!
役に立たないどころか、
ちーちゃんのこと大好きな猫がいるね!毎回プレゼントを持ってきてくれるんだから。
良かったねぇ

本気でブッ飛ばしてやろうかと思ったわ。
もし我々夫婦が離婚に至った場合、決してダニーの体が不自由になったからではなく、こういうことの積み重ねだと今から宣言しておきます。
幸いにもこの日、マット君が来る予定だったのであたしは窓辺に座って彼を待ったわ。
そして彼の車が現れるやいなや恋焦がれる乙女のように外へ飛び出して行ったの。
ガレージから。
一刻も早く心の内を聞いてもらいたくて。
通常通り玄関に来られて誤って踏んでその足で内玄関に入ってこられたりしたら、もうあたしは立ち直れないと思ったのよ。
挨拶もすっ飛ばし要求を伝えるあたし。
それに対して嫌な顔一つせず、悪の物体をサクサクっと片付けてくれたわ。
ダニーと同じようにCat loves you♪ Lucky you♪って歌いながらだけど。
でも間違いなく彼は今週のヒーロー。
最近うちのトイレの便座を下げなくなったことにイラっとしてたけど、許してあげる。
