★
早いモノで、もう!? 弥生は3月。(゜∇゜)
寒暖の差が厳しい季節柄ではありますが、日差しは『春のそれ』に近くなり、梅の花が咲き、桜の便りもそろそろ…。
と、同時に花粉が『バンバン』飛びまくってる昨今…。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
店主でございます。m(_ _)m
しばらく振りのご無沙汰でございました。m(_ _)m
さて、世の中には…
「捨てる神」あれば「拾う神」ありという格言がありますな。
『見捨てられて悲しい思いをする事もあるけれど、逆に拾ってもらって嬉しい思いをする事もあるからさ…。
まぁ、オイ頑張れや!( ~っ~)/』
ざっくり言えばまぁ、そんな意味でしょうか?
実は店主からの『ご報告』として、この度ようやく…
半年近くの『プータロー生活』から脱却し、【新たな仕事】を得る事ができました。
3月3日より勤め始めておる次第。( ̄∀ ̄)
だが、何の因果かイヤガラセか? はたまた、どんな腐れ縁なのか?
『もう、さすがにココはないだろう』と思い、諦めていた 成田空港 でのお仕事な訳だったりして…。(^。^;)
しかも今回はチョット不思議な仕事の決まり方をしたモンですから、その顛末なんぞを一席。
おヒマでしたら、暫しお付き合い下さいまし。m(_ _)m
★★
昨年8月に会社都合による『契約終了の通告』を受け、翌9月末に退職した顛末は以前に書いた。
会社都合の為、失業保険はすぐ支給されるから当面の生活に大きな支障はない。
とりあえず「やれやれ」では…ある。(-.-;)
だが、ハローワークで失業認定後に提示された保険の支給期間は180日。つまり『半年間』。
昨年10月上旬から今年4月上旬に与えられた期間で、
【とりあえず生活の面倒は見たるから、はよ仕事探せや。(¬з¬)】とお上から与えられた『半年間』なのであった。
だが、正直言って…。
【半年間で果たして仕事は見つかるのか?】と考えた時、正直そうは思えなかった。
店主の様な中高年にとって、極めて厳しい状況が幾つか重なっており、とても楽観的には なれなかったのである。
★★★
やはり、『最大の壁』は言わずもがなの『年齢』であった…。(-o-;)
店主、ただいま齢49。今年7月を持って【人生半世紀】である!
気持ちは『バリバリの28歳』なのだが、肉体は悲しいかな【ガタガタの中古品】となってしまった…。
ただ、気持ちまで『中古品』になってるつもりはないので、
店主は出来る仕事なら何でもやるという心持ちであった。
その上での話として【求職志望者の応募に対して年齢を理由に差別してはならない!】と一応、決まり事としては そうなって…いる。
『一応』と書いたのは、まさしくこの辺が【ホンネとタテマエの世界】であって、露骨に年齢で差別はされないが、『やんわり』とお断りされるのは今も昔も変わらないからである。(`ε´)
求人側の事情もいろいろあるんだろうけど…。
同じ能力・人間性なら年齢の若い方に求人側の目が向くのは、まぁ当然だろう。
比較的 体力も余裕があり、新しい環境にも順応しやすいと『判断されがち』な部分があるからではないか。
また、【技能・資格・経験】があれば再就職は容易か? と言えば、これまた微妙で…。
あればあるに越した事はない。
ないけど余程、卓越した経験や技能の持ち主でない限り、この年齢では『大きな武器』にはなりにくいのである。
逆にむしろ中途半端な経験や技能の持ち主を採用する位なら、何も知らない人を教育した方が会社にとって【使いやすい人材】と考える求人側は以外と多いのだ。
経験や資格に頼る就職活動は案外『危険』が潜んでいるものなのである。。
また昨年は、成田空港にとっても【羽田空港の国際化】で煽りを受けた減便や、
スカイマークの経営悪化による【成田撤退】なども重なり、全体の雰囲気としては芳しくない状況であった。
離職後、求人をいろいろとチェックしていたのだが…。
空港関係では殆ど『派遣社員』と『アルバイト』の募集ばかり。『契約社員の募集』すら希なありさま。(`o´)
たまに【正社員募集】なんて見出しに釣られて見てみると…
某LCCの【パイロット(機長)募集】だったりする!? (゜∇゜)
いかにも成田らしい求人ではあるが『それ絶対、ムリでしょ!(゜∇゜)』的な案件。
それこそ【正社員の口】なんぞ…壊滅状態のありさまなのであった!?
(≧ε≦)
昨年9月まで働いていた店主自身、肌で実感していた事だから尚更である。
【空港での職探し】は時間が進み、年を越した頃には『諦めに近い』心境となりつつあったのである。
★★★★
そんな気持ちのまま、2月を迎えた頃が 実は店主にとって、身心共にいちばん堪えた時期であった…。
失業保険の支給が終わる期間が近づくにつれ、
無意識にカレンダーを『睨み付けている』事が多くなった。
早く仕事を決めたい自分。だが、なかなか見つからない仕事。
履歴書を揃え、安いけどスーツも新調してスタンバイしてるのに…。
そんな状況の中ではあるが、『焦る』という気持ちは起きなかった…。
それより何より、『自分は社会的に誰からも「必要」とされていないのかも?』という、
【内向きのマイナス思考】一番キツかったのである。
【マイナス思考】は 自分で自分の心を『どんどん』と追い詰めてゆく。
顔付きも気付かぬ内に変わってくるもの…らしい。
いつも通り明るく振る舞う女将ではあったが…。
この頃の店主を見て、内心では【鬱にならないか?】相当心配していた、らしい…。
とにかく、この悪い流れが『ふっ切れる何か?』を探し求めていた…
この頃の店主なのだった。
★★★★★
2月も もう終わりに近づいたある日の夕方。
普段、滅多に鳴らない店主の携帯に『留守電』が入っていた。
声の主は、年下の友人である『シュージ君』である。何ぞや?
→『何か…「ヤマさん」から、店主の仕事の事で話があるみたいよ。ちょっと連絡してみて下さ~い!』と、ひと言。
この『シュージ君』と『ヤマさん』という二人の友人。
もう7~8年前に閉店してしまったが、当時店主が大好きで毎晩の様に通って呑んでいたお店の【元スタッフ】である。
この二人を始め、店のオーナーだった『タカちゃん』や、知り合って仲良くなったお客さん達とお互いに連絡先を交換し、
たまに会って飲み会をしたりと 閉店後も交流が続いている仲間であった。
直ぐに『ヤマさん』に連絡してみると…。
→『店主さぁ、仕事見つかった?。もし未だならオレの友達の知り合いが、「空港で人を探している」みたいなんだけど、話だけでも聞いてみない?』との事。
彼も仕事の内容までは分からないらしい。が、『シュージ君』から店主が失業した事を聞いて
空港にいる【彼の知り合い】に声を掛けてくれていたらしいのである!? (◎o◎)
直ぐに相手方と連絡を取り、翌日の夜に会うことに…。
相手は個人で仕事をされている様で、店主より『全然若い』30代前半の方であった。
【空港の中と外の事務所を往復して書類を運ぶ】というのが仕事。
『何で店主に声を掛けたのか?』と尋ねてみると…?
【空港という『特殊な環境』を理解している方が都合がいいこと。】
【独りで仕事しているので、一緒に協力してくれる人を探していること】
をそれは熱心に話してくれた。
独りで仕事している方だから、いわゆる【会社】ではない。
一緒に仕事をするとなると、これからは店主もいわゆる【個人事業主】となる訳だ。
給料『そのもの』は前職と大きく変わらない額になりそうだが、【有給休暇】や【ボーナス】などの類いは無い。
話を聞きながら、しばらくの時間、ずいぶん考えた…。
今までの『経験』は間違いなく活かせる仕事ではある。
だが、ボーナスや手当のない分は『収入減』になる。
経験のない【個人事業主】という働き方への不安もあった。
だが、店主はこの話を受ける事に『決めた』のである。
それはこのひと言が心に響いたからだ。
『一緒に手伝って下されば、本当に助かります!m(_ _)m
この仕事を出来れば任せたいと思うんです。よろしくお願いします!』
仕事が見つからず、凹んでいる中年の初めて会ったオッサンをこんなに熱心に誘ってくれた。
『お願いされたから決めた』のではなく…
【正直に、誠実に、かつ熱意を持って】話してくれた『その姿勢』が、店主には【信頼出来そう】と感じたからであった。
その面談から数日後、店主は『三度目のナントカ』で成田空港に戻ってきた次第でありました…。\(☆o☆)/
勤務開始から一週間が過ぎ、一通りの流れも分かって来て、だいぶ気持ちも楽になってきました。
まだまだ始まったばかりですが、何とかやって行けそうです。
今回は女将を始め、周りの方々にずいぶん心配を掛けました。m(_ _)m
そして…。『シュージ君』や『ヤマさん』を始めとする
【友人のありがたさ】と【人の繋がり】がしみじみ染みた再就職でした。m(_ _)m
心の底から感謝したいと思います。m(_ _)m
本当にみんな、どうもありがとう!
明日もまた一日、頑張ろうと思います。
長文乱文にお付き合い下さり、感謝します。
店主でした。m(_ _)m
早いモノで、もう!? 弥生は3月。(゜∇゜)
寒暖の差が厳しい季節柄ではありますが、日差しは『春のそれ』に近くなり、梅の花が咲き、桜の便りもそろそろ…。
と、同時に花粉が『バンバン』飛びまくってる昨今…。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
店主でございます。m(_ _)m
しばらく振りのご無沙汰でございました。m(_ _)m
さて、世の中には…
「捨てる神」あれば「拾う神」ありという格言がありますな。
『見捨てられて悲しい思いをする事もあるけれど、逆に拾ってもらって嬉しい思いをする事もあるからさ…。
まぁ、オイ頑張れや!( ~っ~)/』
ざっくり言えばまぁ、そんな意味でしょうか?
実は店主からの『ご報告』として、この度ようやく…
半年近くの『プータロー生活』から脱却し、【新たな仕事】を得る事ができました。
3月3日より勤め始めておる次第。( ̄∀ ̄)
だが、何の因果かイヤガラセか? はたまた、どんな腐れ縁なのか?
『もう、さすがにココはないだろう』と思い、諦めていた 成田空港 でのお仕事な訳だったりして…。(^。^;)
しかも今回はチョット不思議な仕事の決まり方をしたモンですから、その顛末なんぞを一席。
おヒマでしたら、暫しお付き合い下さいまし。m(_ _)m
★★
昨年8月に会社都合による『契約終了の通告』を受け、翌9月末に退職した顛末は以前に書いた。
会社都合の為、失業保険はすぐ支給されるから当面の生活に大きな支障はない。
とりあえず「やれやれ」では…ある。(-.-;)
だが、ハローワークで失業認定後に提示された保険の支給期間は180日。つまり『半年間』。
昨年10月上旬から今年4月上旬に与えられた期間で、
【とりあえず生活の面倒は見たるから、はよ仕事探せや。(¬з¬)】とお上から与えられた『半年間』なのであった。
だが、正直言って…。
【半年間で果たして仕事は見つかるのか?】と考えた時、正直そうは思えなかった。
店主の様な中高年にとって、極めて厳しい状況が幾つか重なっており、とても楽観的には なれなかったのである。
★★★
やはり、『最大の壁』は言わずもがなの『年齢』であった…。(-o-;)
店主、ただいま齢49。今年7月を持って【人生半世紀】である!
気持ちは『バリバリの28歳』なのだが、肉体は悲しいかな【ガタガタの中古品】となってしまった…。
ただ、気持ちまで『中古品』になってるつもりはないので、
店主は出来る仕事なら何でもやるという心持ちであった。
その上での話として【求職志望者の応募に対して年齢を理由に差別してはならない!】と一応、決まり事としては そうなって…いる。
『一応』と書いたのは、まさしくこの辺が【ホンネとタテマエの世界】であって、露骨に年齢で差別はされないが、『やんわり』とお断りされるのは今も昔も変わらないからである。(`ε´)
求人側の事情もいろいろあるんだろうけど…。
同じ能力・人間性なら年齢の若い方に求人側の目が向くのは、まぁ当然だろう。
比較的 体力も余裕があり、新しい環境にも順応しやすいと『判断されがち』な部分があるからではないか。
また、【技能・資格・経験】があれば再就職は容易か? と言えば、これまた微妙で…。
あればあるに越した事はない。
ないけど余程、卓越した経験や技能の持ち主でない限り、この年齢では『大きな武器』にはなりにくいのである。
逆にむしろ中途半端な経験や技能の持ち主を採用する位なら、何も知らない人を教育した方が会社にとって【使いやすい人材】と考える求人側は以外と多いのだ。
経験や資格に頼る就職活動は案外『危険』が潜んでいるものなのである。。
また昨年は、成田空港にとっても【羽田空港の国際化】で煽りを受けた減便や、
スカイマークの経営悪化による【成田撤退】なども重なり、全体の雰囲気としては芳しくない状況であった。
離職後、求人をいろいろとチェックしていたのだが…。
空港関係では殆ど『派遣社員』と『アルバイト』の募集ばかり。『契約社員の募集』すら希なありさま。(`o´)
たまに【正社員募集】なんて見出しに釣られて見てみると…
某LCCの【パイロット(機長)募集】だったりする!? (゜∇゜)
いかにも成田らしい求人ではあるが『それ絶対、ムリでしょ!(゜∇゜)』的な案件。
それこそ【正社員の口】なんぞ…壊滅状態のありさまなのであった!?
(≧ε≦)
昨年9月まで働いていた店主自身、肌で実感していた事だから尚更である。
【空港での職探し】は時間が進み、年を越した頃には『諦めに近い』心境となりつつあったのである。
★★★★
そんな気持ちのまま、2月を迎えた頃が 実は店主にとって、身心共にいちばん堪えた時期であった…。
失業保険の支給が終わる期間が近づくにつれ、
無意識にカレンダーを『睨み付けている』事が多くなった。
早く仕事を決めたい自分。だが、なかなか見つからない仕事。
履歴書を揃え、安いけどスーツも新調してスタンバイしてるのに…。
そんな状況の中ではあるが、『焦る』という気持ちは起きなかった…。
それより何より、『自分は社会的に誰からも「必要」とされていないのかも?』という、
【内向きのマイナス思考】一番キツかったのである。
【マイナス思考】は 自分で自分の心を『どんどん』と追い詰めてゆく。
顔付きも気付かぬ内に変わってくるもの…らしい。
いつも通り明るく振る舞う女将ではあったが…。
この頃の店主を見て、内心では【鬱にならないか?】相当心配していた、らしい…。
とにかく、この悪い流れが『ふっ切れる何か?』を探し求めていた…
この頃の店主なのだった。
★★★★★
2月も もう終わりに近づいたある日の夕方。
普段、滅多に鳴らない店主の携帯に『留守電』が入っていた。
声の主は、年下の友人である『シュージ君』である。何ぞや?
→『何か…「ヤマさん」から、店主の仕事の事で話があるみたいよ。ちょっと連絡してみて下さ~い!』と、ひと言。
この『シュージ君』と『ヤマさん』という二人の友人。
もう7~8年前に閉店してしまったが、当時店主が大好きで毎晩の様に通って呑んでいたお店の【元スタッフ】である。
この二人を始め、店のオーナーだった『タカちゃん』や、知り合って仲良くなったお客さん達とお互いに連絡先を交換し、
たまに会って飲み会をしたりと 閉店後も交流が続いている仲間であった。
直ぐに『ヤマさん』に連絡してみると…。
→『店主さぁ、仕事見つかった?。もし未だならオレの友達の知り合いが、「空港で人を探している」みたいなんだけど、話だけでも聞いてみない?』との事。
彼も仕事の内容までは分からないらしい。が、『シュージ君』から店主が失業した事を聞いて
空港にいる【彼の知り合い】に声を掛けてくれていたらしいのである!? (◎o◎)
直ぐに相手方と連絡を取り、翌日の夜に会うことに…。
相手は個人で仕事をされている様で、店主より『全然若い』30代前半の方であった。
【空港の中と外の事務所を往復して書類を運ぶ】というのが仕事。
『何で店主に声を掛けたのか?』と尋ねてみると…?
【空港という『特殊な環境』を理解している方が都合がいいこと。】
【独りで仕事しているので、一緒に協力してくれる人を探していること】
をそれは熱心に話してくれた。
独りで仕事している方だから、いわゆる【会社】ではない。
一緒に仕事をするとなると、これからは店主もいわゆる【個人事業主】となる訳だ。
給料『そのもの』は前職と大きく変わらない額になりそうだが、【有給休暇】や【ボーナス】などの類いは無い。
話を聞きながら、しばらくの時間、ずいぶん考えた…。
今までの『経験』は間違いなく活かせる仕事ではある。
だが、ボーナスや手当のない分は『収入減』になる。
経験のない【個人事業主】という働き方への不安もあった。
だが、店主はこの話を受ける事に『決めた』のである。
それはこのひと言が心に響いたからだ。
『一緒に手伝って下されば、本当に助かります!m(_ _)m
この仕事を出来れば任せたいと思うんです。よろしくお願いします!』
仕事が見つからず、凹んでいる中年の初めて会ったオッサンをこんなに熱心に誘ってくれた。
『お願いされたから決めた』のではなく…
【正直に、誠実に、かつ熱意を持って】話してくれた『その姿勢』が、店主には【信頼出来そう】と感じたからであった。
その面談から数日後、店主は『三度目のナントカ』で成田空港に戻ってきた次第でありました…。\(☆o☆)/
勤務開始から一週間が過ぎ、一通りの流れも分かって来て、だいぶ気持ちも楽になってきました。
まだまだ始まったばかりですが、何とかやって行けそうです。
今回は女将を始め、周りの方々にずいぶん心配を掛けました。m(_ _)m
そして…。『シュージ君』や『ヤマさん』を始めとする
【友人のありがたさ】と【人の繋がり】がしみじみ染みた再就職でした。m(_ _)m
心の底から感謝したいと思います。m(_ _)m
本当にみんな、どうもありがとう!
明日もまた一日、頑張ろうと思います。
長文乱文にお付き合い下さり、感謝します。
店主でした。m(_ _)m
女将さんからメールをいただいて
私事のように喜びました
個人事業主は今までとは違うことが
あると思いますが…
女将さんが側に居てるので大丈夫!!
私も再就職をして慣れない環境で頑張っています。
しかし、店主は成田空港に縁がありますなあU+1F600