伊豆大島GLOBAL NATURE CLUB 海ブログ

伊豆大島の海情報を、リアルタイムでお伝えします。

新顔も続々! by-GIBA

2013年10月10日 20時42分01秒 | 日記

良いお天気でした。 海も凪いで最高です。透視度20m・水温25℃ このまま3連休まで続いて欲しいですね。

今日は、午前中”秋の浜リサーチ”午後は島のダイバーさんを”マンツーマンガイドで、王の浜”に行ってきました。

さて秋の浜はこの時期、どのコース上にも色々な出モノが有り、行きたい所ばかりです。

しかし、連休を少しばかり意識してノーマルな”正面際”をゆっくり潜ってきました。 

正面を降りて行くと鮮やかな色彩が目に入ってきました。今年初見のソメワケヤッコです。

基本的にヤッコの仲間は警戒心が強く、カメラを向けても中々撮れません。 しかし、今年は少し様子が違います。 気立てのよい子が多い様に感じるのですが・・・気のせいでしょうか?

午後の王の浜で、あまり記憶に無い魚と出会いました。

メガネウマズラハギです。 体長は14~5センチ、目の縁取りが可愛いです。

伊豆半島にはウマズラハギが多いと思いますが、大島では比較的珍しいです。 きっとメガネウマズラハギも1~2回見ているだけだと思います。

王の浜には大きなテーブルサンゴがとても多く、この時期南方系の幼魚を探すのがとても楽しいです。これは、1cm程の可愛いフタスジリュウキュウスズメダイ(長い名前ですね)

南方系来遊漁は、昔から毎年沢山流れ着くベラの様な魚も居れば、数年に一度しか目に入らない魚、毎年現れても殆ど1匹か2匹しか見られない等、種によって現れ方が様々です。このフタスジ(以下省略)も中々流れ着かない比較的レアな魚です。クマノミに関して言えば、theクマノミ以外大島では見た事がありません。勝手な想像ですが、クマノミイソギンチャクへの依存性?が強い事とイソギンチャクの種類によっても棲み分けする等の理由から、浮遊生活が短く孵化した近くで着底するのではないでしょうか?もしくは内湾で育ち、潮に乗ってしまうような外海へは出ない性格(習性?)かも知れません。 もし、カクレクマノミトウアカが出たら大ニュースになるでしょうね。

さて最後は、キャラメルウミウシ・・・美味しそうな名前ですね~。(笑)

色合いから付いた名前でしょうか?それとも質感? いずれにしても、大島では余り個体数の多くないウミウシだと思います。 何だかモチモチ感があってチョット触れてみたい気もします。 

写真はボケボケでお見せできませんが、今日も波打ち際にはナンヨウツバメウオのbabyが居ました。もしこの三連休、王の浜へ行く機会が有れば、エキジット間際、水面を見てくださいね~。可愛いですよ~。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする