1.今 わたしがほしいのは
いま わたしがほしいのは
何も 見てない眼
何も 聞いていない耳
おしだまる口だ
抱けない腕と 立てない脚
凡て
わたしを わたしでなくするものが 必要だ
心は
打ち上げられた 唯の巻貝であってほしい
脚はなぎさ 髪は草
愛は泥であってほしい
樹々になる 雲になる 杭になる 牛になる
岩になる 蝶になる
わたしは 何んにでもなる
わたしは わたしをすてる
わたしは みれんなんかない
強いものは 弱いものを うちのめしてしまえ
したい奴は 何んだってすればよい
ねずみになる 火だるまになる
灰になる
演出者の おのぞみどおりの ものになる
なってやる
わたしは やけのやんぱちではない
わたしは 逃げ出したのでもない
枝よ わたしの友だち
砂よ わたしの友だち
鴫よ わたしの友だち
呼べば どこにでも わたしの友だちはいる
けれども
かけがえのない友は いま美しく
狂って 病院のベッドの上に
いる
「水よ きれいな水が
流れているのよ」
ベッドの脚を なでながら
やさしくいいはる ひとりの友がいる
狂った友よ 美しく
そして正しく 狂った友よ
いま
はっきりと わたしは言える
言えるのだ
あなたの両手は 正しくて
わたしの両手は 滅びていたと
いま
はっきりと わたしは言える
言えるのだ
あなたのほしがった ものの凡てを
そっくりそのまま わたしもほしい
ほしがりながら わたしも生きると
作詞:故・高野喜久雄(たかの・きくお)先生。作曲:故・高田三郎(たかた・さぶろう)先生。
どちらも私が、ただただ日本一になりたくて、三年間お世話になった山形西高音楽部の定期演奏会のステージで、一年生の第一ステージで、初めて歌わせて頂き、さっぱりわけのわからないまま歌わせて頂いた曲、そして、後に私が精神を病んでから、初めてアルトソロを頂き、今度は「神様は今の私に歌わせてくださるために、アルトソロをくださったのではないか」と思って、祈りつつ歌わせて頂いた曲です。
今夜の私の気持ちにぴったり重なるので、全部掲載させて頂きます。
著作権法に違反するのならば、明日削除いたします。ご一報下さい。
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いま わたしがほしいのは
何も 見てない眼
何も 聞いていない耳
おしだまる口だ
抱けない腕と 立てない脚
凡て
わたしを わたしでなくするものが 必要だ
心は
打ち上げられた 唯の巻貝であってほしい
脚はなぎさ 髪は草
愛は泥であってほしい
樹々になる 雲になる 杭になる 牛になる
岩になる 蝶になる
わたしは 何んにでもなる
わたしは わたしをすてる
わたしは みれんなんかない
強いものは 弱いものを うちのめしてしまえ
したい奴は 何んだってすればよい
ねずみになる 火だるまになる
灰になる
演出者の おのぞみどおりの ものになる
なってやる
わたしは やけのやんぱちではない
わたしは 逃げ出したのでもない
枝よ わたしの友だち
砂よ わたしの友だち
鴫よ わたしの友だち
呼べば どこにでも わたしの友だちはいる
けれども
かけがえのない友は いま美しく
狂って 病院のベッドの上に
いる
「水よ きれいな水が
流れているのよ」
ベッドの脚を なでながら
やさしくいいはる ひとりの友がいる
狂った友よ 美しく
そして正しく 狂った友よ
いま
はっきりと わたしは言える
言えるのだ
あなたの両手は 正しくて
わたしの両手は 滅びていたと
いま
はっきりと わたしは言える
言えるのだ
あなたのほしがった ものの凡てを
そっくりそのまま わたしもほしい
ほしがりながら わたしも生きると
作詞:故・高野喜久雄(たかの・きくお)先生。作曲:故・高田三郎(たかた・さぶろう)先生。
どちらも私が、ただただ日本一になりたくて、三年間お世話になった山形西高音楽部の定期演奏会のステージで、一年生の第一ステージで、初めて歌わせて頂き、さっぱりわけのわからないまま歌わせて頂いた曲、そして、後に私が精神を病んでから、初めてアルトソロを頂き、今度は「神様は今の私に歌わせてくださるために、アルトソロをくださったのではないか」と思って、祈りつつ歌わせて頂いた曲です。
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