road to GMAT 〜 Business School Days

米国ビジネススクールへ入学したいというゼロからの挑戦から、ビジネススクールライフの記録。

私の使命感

2011-03-17 23:00:12 | 日記

少しづつ、いろんな事に集中出来る様になってきた。

地震発生から数日間は、迫りくる死への恐怖や、過去の阪神大震災の恐怖、
東京で大災害になった場合の自分は、逃げ切れるだろうか、そして、毎日の
余震。

今までは、死ぬ事に覚悟ができていなかったが、やっと腹がくくれる様になってきた。

放射能汚染について、少し過剰とも取れる、報道に憤りを感じた時、私は、東京にいる、
と、覚悟出来る様になった。


父が、私の背中を押してくれた。


カナダに住んでいる妹が、放射能の報道を見て、過剰反応をし、関西へ逃げる様に
言ってきた。
何度話しても、私が東京にいる意味を理解できない様で、そして連日の精神的な疲れもあって、
私は、適切な表現を妹に伝えられなかった事もあり、すぐに父に電話してみた。



父は、昔から企業戦士で、今も現役で、今回の震災にも、使命感に燃えている事が、電話
から伝わって来た。

「原発で不眠不休で働いている、東電の人達の事を思うと、自分だけ逃げるなんて、
もっての他だ」

「山陰地方から、自ら志願して、原発での対応に協力したいと、被ばく覚悟で現地に向かって
いる人もいると言うのに」

「北関東にいる(父の会社の)社員に、食糧を送ってあげなくてはと、思っているところだ」と。

いつにも増して、熱のこもった父の会話を、電話ごしに聞いて、一気に目が覚めた。



私は、今年志願するMBA留学生として、この経験を世界に伝えなくてはいけない。

長期的な、日本の経済復興の為に、経営学を学ばなければ、いけない。
そして、世界のどこかで、この様な災害に遭われた方々に対しても、支援できるスキルを
つけなければ、いけない。

これは、もう、義務である。


まずは、アメリカで、自分の義務を果たさなければ、いけない。アメリカで、正しい日本の現状を
伝え、行動しなければいけない。

他の年度に留学した諸先輩方とは、背負う義務が違うと、感じる。

その為に、今まで以上に、襟を正して勉強し、準備しなくてはいけない。
エッセイに書かかなければいけない事もたくさんある。
この情熱を、まずはエッセイにぶつけたい。

留学準備中に、この災害に遭遇したのは、運命だと感じるようになった。

現在、アメリカに留学されておられる方のブログで、クラスで日本の支援について
呼びかけて頂いている方がおられる。

http://blog.livedoor.jp/ike_chan_/archives/2011-03.html#20110316

時々、自分を奮い立たせる為に、この方のブログを拝見させて頂いている。

日本の正しい現状を伝えて頂いて、大変嬉しく思います。

私も、早く先輩方に追い付きたい。


Photo Channel