教育と臨床心理のおもちゃ箱

歳を重ねるとは経験知が増える。知が統合し、また新たな知恵となる。教育と臨床心理を軸に思いを伝えたい。

1-2の詩について

2015年10月25日 | 解説
「1-2の詩」は、道徳のカテゴリーに入れましたが、学級づくりと重なっています。
私が、学級担任をしていた後半10年間ほど、学級びらきの日に教室背面の壁に掲示したものです。
もちろん、1-2は、学年・組ですから、年度ごとに替わります。
”学級びらき”の日、この詩にこめた思いを生徒たちに語ります。そして、次のようなホームワークを与えます。
 
1の2の仲間たちへ(自己紹介資料)
  私の名前は
    ・6年の時は( )小学校で
    ・趣味・特技は
    ・気に入っているニックネームは
    ・がんばりたい教科は
    ・苦手な教科は
1、私は、1の2をこんなクラスにだけはしたくない。

2、私は、1の2をこんなクラスにしたい。

3、そのために私はどんなことができるか。また、どんなことをしたいか。

4、私の長所・短所はどういうところか。(性格や行動など)

5、今思っていること、中学生としての決意。

6、みんなに知っておいてほしいこと。みんなにしてほしくないこと。

7、担任の先生に期待すること(こんな先生だったらいいな)。

 生徒たちが、新しい学級への期待を込めて、自分の思いを書いてきた上記資料をもとに、自己紹介の時間をとります。
 そして、「1-2の詩」と「1-2の仲間たちへ」は、最初の道徳の時間に手作りの道徳ノートとして綴じこみます。
 私は、道徳の授業を「にんげん」の時間と呼んでいましたが、その後、1年間のこころの記録を重ねていくのです。
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