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J:COM 契約#3

2008年08月15日 | Others(その他)
8/14(木)10:00AMからJ:COMの工事に来て頂いた。リビングとスタジオの2部屋にケーブルTVチューナーを設置。今までのチューナーは回収した。これで55ch(地上デジタル8ch、BSデジタル8ch、ケーブルデジタル38ch、オプションWOWOWデジタル1ch)全てデジタルで1つのリモコンにより操作できるようになった。

J:COMのインターネット(ZAQ)に変更するため、現在加入権でない光電話から一般電話に切替しなければならない為、電話番号が変わる。しかしセコム関連による、工事員の勘違いで、本日はインターネットと電話回線変更ができなかった。再工事は2~3日後になるそうだ。

★J:COM :http://www.jcom.co.jp/

★ZAQ:http://zaq.ne.jp/homepage/index.html



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2008.08.15(金) 1143 PV 305 IP - 位 / 1073235ブログ

オリンピック・国家主義と排外主義的ナショナリズム批判

2008年08月15日 | Society(社会)政治・経済・ニュース・反権力・反原発
8/13(水)19:50~20:55「NHK教育テレビ」、20:55~試合終了迄「NHKテレビ」で北京オリンピック「日本×キューバ」戦を途中から見た。ワールドカップを含め、国別対抗スポーツは嫌いなのだが、残念ながら「巨人×阪神」戦はテレビ中継していないので、やむなく見てしまった。

スポーツを自ら実践する事や、観客としてゲームを楽しむのは、良い事だと思う。しかし、オリンピックやワールドカップ(特にサッカー)は「人類最高峰のスポーツ祭典」というよりは、国家主義的なスポーツの祭典であり、サッカー・ワールドカップは金権にまみれた腐敗したスポーツの祭典である。

第一回オリンピックの主催国となったギリシャが、オリンピックでかきたてた愛国主義と民族主義を基盤に、その翌年トルコとの戦争に突入した。

1934年の第2回ワールドカップ・サッカー・イタリア大会の目的は「ファシスト・スポーツの偉大さを見せつけることだ」と公言した(ムッソリーニがサッカー協会会長に任命したバッカロ将軍談)。ムッソリーニはこの大会をファシズムとイタリアの偉大さを示すものとして徹底的に演出した。

イタリアは、前回大会で決勝に進出したアルゼンチン選手たちの先祖がイタリア人であるということで帰化させてチームを強化し、優勝を勝ち取った。国別対抗チームを政治的に作り上げた。そしてそれは、イタリアを侵略戦争への道にさらに踏み込ませる役割を果たした。

国威発揚と国家主義的国民統合の手段としてワールドカップを運営するムッソリーニの方式に徹底的に学んだものこそ、2年後に開催されたヒトラーの1936年ベルリンオリンピックだ。

ヒトラーの政権奪取後、サッカーを含めた主要なスポーツクラブの会長にはナチス党員が就任した。1933年10月に国際連盟を脱退したナチス・ドイツにとって、サッカーの国際試合は有力な外交手段となった。サッカー選手は、ナチス・ドイツの近隣諸国への侵略的意図を覆い隠すために利用されることになった。

ワールドカップ・サッカー等をめぐる暴力と流血は、絶えることなく続いている。ワールドカップという国家主義的スポーツショーは、このような排外主義的興奮と暴力の爆発を実際に続けてきた。排外主義的興奮と暴力が、人権の拡充や民主主義の前進や人民の国際連帯にとってはマイナスでしかない。それは民族差別主義やファシズムの温床となり、人民の不満や怒りをそらせて国家主義的国民統合を強化しようとする国家権力者・支配者にとっては、プラスに働き続けてきた。

優勝の座を世界各国の国家代表チームが争うのである。それがナショナリズムをかきたてないはずがないし、支配体制がそれを政治的に利用しないはずもない。

我々は国家と資本が提供するスポーツショーの「観客」や「消費者」としてスポーツによる思想善導で意識を操作され続けている。オリンピックやワールドカップで国家主義と商業主義が増幅する勝利至上主義は、近代スポーツの在り方そのものを荒廃と腐敗に追い込んでいる。

侵略軍・天皇制国家・右翼の象徴「日の丸」、一宗教一家系の特権的階層・差別的象徴「天皇制」賛美の唄「君が代」を掲げるのはおかしい。地区地域への「愛着心」を「愛国心」にすり替える政治的意図が感じられる。「愛国心」は「戦争」に利用される。ナショナリズム(国家主義)ではなく、インターナショナリズム(国際主義)へ。

「日の丸・君が代」の強制や「愛国心」を強制する教育基本法の改悪を行った自民党・公明党政権を許してはいけない。第二次世界大戦で日独伊三国軍事同盟の中で、国旗(軍旗)を変えていないのは日本だけだ。

サッカー日本代表のエンブレムの「八咫烏(やたがらす)」は、神武天皇の神話に出てくる烏であり、天皇制の象徴だ。スポーツの世界にまで天皇制を持ち込んでいる。帝国主義にとっての「国旗・国歌」は他民族抑圧の象徴でもある。

オリンピック・ワールドカップ・世界選手権を「人類最高峰のスポーツ祭典」とするならば、国別ではないはずだ。まして国別に3人枠などもってのほかだ。また、「プロ」も「アマ」も参加出場があって当然だと思う。

日本国という支配機構としての「国家」代表なのか?そうではないはずだ。日本列島という風土・地域としての愛着からではないのか?「お国の為に」「天皇の為に」戦争に行くのか?オリンピックに出場するのか?日本選手を応援するのか?日の丸を振って応援しているのを見るだけで、第二次世界大戦の映像か、右翼を見ているようで気分が悪い。

オリンピックでは、国別対抗とする事によって出場するには、標準記録が設定されている。A標準記録突破では1ヶ国最高3名までの出場枠があり、B標準記録突破だと1ヶ国1名のみの出場枠が決められている。2004年アテネオリンピック男子マラソンの参加資格期間は2002年9月1日から2004年8月9日まで(現地時間真夜中)。男子マラソン参加標準A記録は2時間15分00秒、標準B記録は2時間18分00秒。女子マラソン参加標準A記録は2時間37分00秒、標準B記録は2時間42分00秒だ。

日本では多くの選手がオリンピック標準A記録を突破しているが、1種目3人しか出場できない。「人類最高峰のスポーツ祭典」であるならば標準A記録突破者は全員出場できるようにしなければならないと思う。ロサンゼルスオリンピックの瀬古利彦選手やアテネオリンピックの高橋尚子選手の出場・不出場でもめる事もなかった。

また優勝者の登録されている国家の国旗掲揚、国歌斉唱、起立を強制するアナウンスもスポーツを政治に利用するナショナリズムであり、非常に危険である。

★かけはし2002.5.27号「ワールドカップ批判(1」):http://www.jrcl.net/frame0523g.html

★かけはし2002.6.3号「ワールドカップ批判(2)」:http://www.jrcl.net/frame0530i.html

★かけはし2002.6.10号「ワールドカップ批判(3)」:http://www.jrcl.net/frame067h.html

★かけはし2002.6.19号「国家主義スポーツイベント=ワールドカップ批判」:
http://www.jrcl.net/web/frame060619f.html


★イスクラ(火花)2006.6.18「サッカーW杯の脅威」: http://blog.livedoor.jp/uchamikun/archives/50957537.html

★Jandy's Blog「2006FIFAワールドカップ・F組(日本×オーストラリア)国別対抗戦に反対」2006.06.12:http://blog.goo.ne.jp/jandy7322/e/
75f9dae286d5fe51e9f2a68718585449


★Jandy's Blog「スポーツの国別対抗戦に反対」2006.03.20:
http://blog.goo.ne.jp/jandy7322/e/
57e2ae05c17ccd1f10a94ae0fb103d34


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