2018.06.01(金)大阪にある「大阪労働学校アソシエ」へ聴講に行った。第7回目。7/20(金)迄毎週金曜18:30〜20:00迄14回(各¥500、回数券7枚¥3,000、14枚¥6,000:5月4日金は休講)、立命館大学経済学部の松尾匡教授の授業が開催されるので出席した。全9人。
【私のMemo】「リスク・決定・責任の一致」の再分配政策・課税の根拠とベーシックインカム
リスクのある決定ーリスクに関わる情報 政府など
責任がとれる リスクに関わる情報×
↓ 責任がとれる× リスクのある
決定をするな
資本主義企業が必ず適切なわけではない 民間のリスクを減らす
労働者自主管理企業、漁業、生協 →基準(事前的ルール)
航空、鉱山などの労資拮抗 巨大企業 裁量・事後的決定×→民間にリスク
決定権のバランス 金融規制緩和 人々の予想を確定する
リスク評価↗︎ 原発 必ずしも小さな政府ではない
↪︎いろいろあり得る ↔︎ 基準の水準ーいろいろあり得る
労資の階級的力関係 労働基準、環境基準、食品の安全・・
具体的政策体系の例
○ベーシックインカム
すべての住民に一律に決まった所得を政府が給付する
裁量判断が一切不要ー究極の「基準政策」
→自主的起業しやすい、経営側を批判するリスクが減る
転職、学習しやすい
ベーシックインカムの水準←労資の政治的力関係で決まる
低い水準ー維新の会
ホリエモン
高い水準
○インフレ目標政策
景気変動のリスク→倒産、失業、賃下げ・・
高インフレ
↪︎マクロ経済環境についての予想を確定
日本のデフレ不況
デフレ予想
物価⇩ → 今より将来買った方がトク → 支出先おくり
賃金⇩ 借金返済が大変 ↓
貨幣蓄蔵したらトク 総需要不足
本当にデフレ ↓
物価⇩ ← 物が売れない
賃金⇩ 失業⬆︎
予想の自己実現
ゆるやかなインフレ予想→今買った方がトク→支出今する
物価⬆︎ 借金返済楽 ↓
賃金⬆︎ 貨幣蓄蔵は損 総需要拡大
↙︎
物が売れる
失業⬇︎
↙︎
本当に緩やかなインフレ
物価⬆︎
賃金⬆︎
↑ 人々の予想いかんで変わる
望ましい方に確定
目標インフレ率
2%インフレ. 金融政策(貨幣政策)
or 賃上げ率 ex. 4% ← 最低賃金引上げ
給付引上げ
目標インフレ率を歯止め
とする日銀の財政ファイナンス
事前的ルール
→人々の予想を確定
いろいろな基準があり得る
比較的高い目標←ーーーーーーーー→低い目標(ex. 0%)
労働強化しにくい〜低失業率 ↓ 高失業率〜労働強化しやすい
賃上げ率高い ↓ 賃上げ抑制
↪︎労働者側にとってトク ↓ ↪︎資本家側にとってトク
↓
労資の政治的力関係
労働組合運動による
景気の安定化
○大型公共事業・軍拡 ×ダメ
裁量的決定
○社会保障ー制度的に決まる
ルール基準
↪︎景気の状況に合わせた→景気安定化
増減できない 効果弱
○市民配当
一律に人々に給付ー景気に応じて変動
不況→⬆︎
好況→⬆︎
○税制
累進課税 景気の自動安定化 好況→自動増税
法人税 不況→自動減税
↪︎基準(事前的ルール)
失業→うつ→自殺(男50代: 比例)
(女: うつ)
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