母の存在はやっぱり大きい
居て当たり前でしたが、その存在がなくなると急にあわててしまう私
施設にいるとき「家に帰りたい」そういってこまらせた母でしたが
それは当然のこと。生まれ育った家が一番いいのは当たり前ですねー
でも、それもかなわなかった母。遺影を見ながら「ごめんね」と言いながら・・・
今回、お寺さんに預けるかどうか迷いましたが、せっかく帰った家なので
ゆっくりとしてほしく、父の遺影の横に母の写真を並べ「お話しててね」と
きっと二人で話をしてるでしょう
農業もしたことがなかった母。父は教員でしたので日曜日しか休みがなく
畑仕事はもっぱら母の仕事。なれないことでたくさん苦労もしたと思う
帰省したときにアルバムの中から見つけた1枚の写真
大好きなので持ち帰りました。
花が大好きだった母
故郷で咲いてた花を見つけ撮ってきました。「これほしいな~」そういってる声が聞こえそう
昨年の誕生日の時は病院で「後1ヶ月かな」そういわれて悲しかったことを思い出します
しかしこの1年、あのときが嘘のように元気になり施設でも驚いてました
99歳の誕生日も迎えられ、母の父(98歳で逝去)より長生きできてと自慢でした
穏やかな顔を見て私も安心です。
顔を見てるとき、ふと口が少し開きました。何か言いたかったのかな
夢中で過ぎたこの1週間でした