実は馬に咬まれる事故は多くて、10年以上前のことだが自分も腕を噛まれて、まだ跡が残ってる。これも馬装中だった覚えがあるが。あと、安易におやつをやって、指ごと持ってかれたケース。噛みつき事故は馬装&おやつをあげる時、という感じですね。
「客は馬のことを知らん」とクラブ側が(多分)苦々しく思っているのが「おやつ」問題。これねえ、中高年以上のオバサンの手癖みたいなもので、動物との付き合い方が「食い物で釣る」しか思いつかないって奴なんですけどね。勝手に馬におやつをあげる人って多くて、それもてんでバラバラな内容・量・時だから。
いや~~、人間としても困るんですよ。オバサンってどーして「飴玉」を隠し持ってるんでしょ?で、くれるし。いらんっつの。飴を舐めるとかガムを噛むなんて習慣がみじんもないこちらとしては、対応にすごく困る。「いりません」、一々こんなことで気を悪くされたって、知ったこっちゃない、って割り切れるようになったのは最近で、以前はやむなくもらっては後で捨てるってことをやってましたけど。動物はくれるもの拒まずだからねえ・・・・。
今とりあえず思っているのは、クラブホースの皆さんについては、おやつはクラブ側がいいと言ってる(あるいはクラブで販売してる)ものに限定して、ほんの少量でとどめる。みんながやれば、相当量になっちゃうから。色々勝手に持ち込むのはやめるべきなんですよ。他の人の自馬さんなんかには絶対やってはいけない。健康管理上、こんなことは常識。この辺がてんで分かってない人が多いから困る。
犬の飼主からも聞くのだけど、飼主の目の前で、犬にジャーキーだのチュールだのをあげまくる人がいるわけよ、わざわざ買い込んでたりする。「だもんで断り切れなくて・・・・」ってその結果下痢してるじゃないですかあ?となっちゃうんですけどね。くれようとする人に限って、自分は飼ってないんですよね。勝手な「可愛い・可哀そう」はホントに大迷惑。
ので、その場合は、飼主さんに、そいつがいる場所・時間帯に散歩に行かない、くれようとしたら「下痢して獣医にすんごく怒られたので」とかなんとか言ってこっちのせいにして断る、という「逃げの術」をお教えするんです。
乗馬クラブには、馬乗りじゃなくて、ただ馬周囲をうろついている人が結構いて、自分の「世話したい欲」のはけ口にしちゃってるフシがあります。こういう人達は中途半端に馬を知っているつもりになるので、また、クラブ側と摩擦が起きる。動物は、首尾一貫した姿勢や対応によって安定するので、勝手なことをやられると、混乱してしまいます。
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