OTA(Now On The Air)

JF3TBMの無線道楽雑記帳。その他、社会随筆も不定期に掲載。

●JARL会長辞任を受けて感じること。

2023年06月27日 | アマチュア無線<全般>

6月25日(日)、JARLの定時社員総会が行われました。開会直後に『会長辞任の発表』から始まり、騒然としたと聞いています。この報を受け、私は『二度と関ハムには行かないし、関西地方本部系、府県支部系の催事には一切参加したくないな』と感じました。

【写真:2022年の関ハムは『初めて行った』が、帯にたすき・・・の感】
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◆JARLの『ぐちゃぐちゃ』は関西主導ではないのか?
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私ら会員の多くは『交信確認証の転送』が、入会の目的。

 

JARL内部紛争がどうしたこうしたとか、

誰が辞任するだの、可決だ否決だ、なんてのは、

正直なところ『どうでもいい』のです。

 

よく『志(こころざし)が足りない』とか指摘を受けますがね。

 

はっきりいってね『武道じゃあ、あるまいし、何が志かね?』と思います。

そもそもアマチュア無線をやるのに『志』なんていりますかね。

必要なのは『資格』『無線機』『アンテナ』くらいのもんです。

 

要するに『ハードウエアが揃っていたら、設備に見合った遊び』ができるわけで。

 

イチバンは『電波伝搬の不思議』を『探求することや』と思っています。

その遊び方の中で『交信できた局』と『交信確認を取りかわす』のが、

いろいろ用意された『アワードという遊びのプログラム』を完成していくこと。

 

1,自分の電波がどこまで飛ぶか(やってたら、だいたいわかる)

2,自分の電波でどこと交信できたか(いわゆるWkd)

3,自分の電波で交信した局とどんな形で確認を取ったか(いわゆるCfm)

 

この流れで遊ぶには『交信確認証(QSLカード)が必須』なわけです。

 

JAの場合は、相変わらず『紙カード』が主流で、

HAM-LOGユーザーの一部が『h-QSL』という『eQSL』みたいなヤツで、

eメールに添付して送るのが『便利だ』とかで流行っています。

 

私は、DXの方に軸足を置いているので『eQSL』と『LoTW』でいいです。

 

V・UHFの交信では、相変わらず『カードはJARLで』の風習が残っているため、

ある意味『しゃあないから、紙カード対応してるだけ』の話です。

国際的には、JA各局が想像している以上に、

 

ユーザーがどんどん進化している現状を知るべきでしょう。

 

また、昨年までは『記念局』の免許状が『乱発』され、

加えて、コロナ禍での『ステイホームの呼びかけ』とやらで、

一時的にアマチュア無線人口が『微増』に転じ、

JARLへ送付されるQSLカードが『急増』しました。

 

それ自体は『アマチュア無線が活性化している証拠』で喜ばしいとは思います。

 

とはいえ『関ハム会場でJARL行きのカードを受け付けます!』とかで、

会場に持ち込まれた個人局のQSLカードが『段ボール箱』に何箱も積まれ、

何万枚も『JARLビューロー』に送り付けられている。

 

私は『JARLに対する合法的な嫌がらせ』に見えました。

 

さらに、記念局のQSL発行にも問題があるように感じました。

関西地方本部発足50周年記念局と、

各府県(2府4県)支部の記念局が同時に開局し、

合計7局が同時に運用する『異常』な事態に『非常に違和感を覚えた』のです。

 

各記念局が『1万枚ずつ発行した』と仮定して『7万枚以上』がビューロに届く。

 

そこに加えて、オリンピック記念局や各自治体絡みの記念局も、

万枚単位で、ビューローにQSLカードを送り付ける。

さらに『カードは1-wayで!』ですから、

勝手に交信して、カードをJARLビューローに送り付けるわけです。

 

もう、合法的な業務妨害に近い(笑)。

 

はっきり言って、アマチュア無線業界自体が『斜陽産業』に加え、

労使交渉&総会屋みたく『定時社員総会が紛糾する異常さ』。

JARL自体が『すでに死に体』に近い状態なのですから、

 

選挙で選ばれた社員さん、あんたら何やってんの?、です。

 

JARL社員総会の速報は『hamlife.jp』が詳しく伝えていますので、

リンクを貼っておきますので、そちらを参照してください。

そして『これがJARL定時社員総会の実態』だと知ってほしいです。

 

▼hamlife.jpの『高尾会長辞任』の速報記事

<髙尾義則氏の理事・会長辞任の発表から始まった>JARL「第12回定時社員総会」を終える - hamlife.jp

<髙尾義則氏の理事・会長辞任の発表から始まった>JARL「第12回定時社員総会」を終える - hamlife.jp

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2023年6月25日(日)13時から東京都新宿区の民間会議施設で「第12回定時社員総会」を開催した。社員から提案された第3号議題…

hamlife.jp | アマチュア無線の”いま”がわかる総合ニュースサイト

 

 

 

【速報】<6月24日付け、一身上の都合>JG1KTC 髙尾義則氏がJARL会長を辞任 - hamlife.jp

【速報】<6月24日付け、一身上の都合>JG1KTC 髙尾義則氏がJARL会長を辞任 - hamlife.jp

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の髙尾義則会長(JG1KTC)が「一身上の都合」で6月24日(土)に同連盟に理事の辞表を提出した。翌6月25日(日)の「第12回定時…

hamlife.jp | アマチュア無線の”いま”がわかる総合ニュースサイト

 

 

私が思うに『高尾さんが辞任したのだから、理事も腹を切れよ』

 

高尾前会長の心情は『関西のバカ野郎にいつまでも付き合ってられっか!』だと感じます。

関西エリアの騒ぎに『扇動』されて『洗脳』された会員の多いこと。

 

JARLの組織より『自身の運用』を大事にしてほしいと思います。

 

また、高尾前会長も『1人のアマチュア無線家』に戻られます。

JARL会長辞任がきっかけでアマチュア無線から離れられることがないよう、

私は、今後のご活躍に期待しています。

 

高尾さんの7年間に『いろんな改革』もありました。

 

そのコトには触れず『会長就任期間の7年分の会計帳簿開示請求』も結構ですが、

本気でJARLの体質を黒字に持っていこうという『志』が『社員』にあるのなら、

元会長の稲毛さんの頃も含めた『10年分の会計帳簿開示請求』をすべきです。

 

ここらを見ても『単なる高尾さん下ろし』だったのでしょう。

 

私が感じるのは『だったら、関西の社員連中が会長やったらどうや?』です。

どうせ、外野でヤジ飛ばすのが『関の山』でしょう。

ほとんど『昔のパリーグの消化試合』みたいな印象ですわ、ホンマ。

 

JARL本体の会計帳簿開示を求めるなら、

『各地方本部も会計帳簿開示せよ』と思いますで。

 

辞任を求められた『理事』が、JARL会長やったら?

 

ま、そんなことになったら『関西・中国・東海』以外の勢力に、

辞任を求められた理事さんが潰されるのは『火を見るよりも明らか』でんな。

 

なんか、ボンボン育ちで偉そうな辞任を求められた理事さん。

 

どうせ、会長職なんて、できひんわぁ、辞任を求められた理事さんは・・・

なんで『辞任』の否決(反対多数)なのか、よくわかりませんわ。

ホンマ、JARL社員って『あほばっかし』なのか

もう、〇〇さんには、絶対、投票しませんから、私は。

 

高尾さんの辞任は『大きなターニングポイント』は間違いないと思います。

 

いい方に転じるとは、とても思えず、

さらに『JARLがぐちゃぐちゃ』になるのは目に見えています。

なんで、こんな死に体に『どんな政治的』な動きになるのやら。

 

エンドユーザー(一般局)は、どんどん進化しているのにね。

 

ま、どうあれ、高尾前会長、

お疲れ様でしたと言いたいです。

関東方面からは、高尾さんの辞任を惜しむ声が届いています。

 

関西の社員連中、しっかりせいよ!。

 

とはいえ労働組合ごっこ&総会屋ごっこ』の方々には、無理でしょうな。

 

毎度おおきに。ほんじゃーね!!


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