らいん屋☆親父の『しらしんけん』に『一寸ずり』

大分の人生修行中の五十路親父です。
先の見えた人生です。『しらしんけん』⇒一所懸命・『一寸ずり』⇒少しずつ前進する。

二股電球の思い出

2011年10月08日 18時05分15秒 | 親父の人生・思い出

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「神様の女房」を見ました。

神様(松下幸之助)が、夜9時の放送で会社を起こし

二股電球を作り始めるみたいです。


親父の子供の頃、家にも二股電球は有りましたが紐付きでした。

親父のバァちゃんの田舎、丹波(福知山)はまだ回転スイッチ式のがありました。

親父は学校の休みになると丹波に預けられたゴンベェでした。

ヤンチャばっかりするし、大変やったみたいです。

爺さん・婆さんは4人の内3人が親父が生まれた時には死んでたし、婆さんは丹波の婆さん一人でした。

いつも、2つ違いの従兄弟と婆さんと3人で離で夏は蚊帳の中で寝てました。

便所が外やったから怖かったし、イノシシも鹿もでるんで怖かったです。

その婆さんに二股電球の話を聞いたのを覚えています。

「この二股電球を作らはった松下幸之助さんは立派な人なんやで」

「学校も行けんかった丁稚からナショナルを作らはったんや」

「松下さんみたいに立派な人にならなあかんで。」


『婆さん、堪忍な。立派な人にはなれんかったわ。』

年に一回は丹波に行き墓参りをしてます。





昨日、スーパーで切干大根を買って揚げと炊きました。


切干大根て何処で作られているか知ってますか?。

国内の生産量の90%が宮崎県なんです。






宮崎と都城の間の日豊本線から撮った写真です。

大根を干して、刻んで言うか細くして干すんでしょうね。

奥の方に細くしたのが干してます。

手間が半端無くかかるでしょうね。

この風景を見て以来、切干大根煮が有り難く思えるようになりました。


近代化とかコンピュータ化とかデジタル化とかの発展もも大事ですが

やっぱり、一次産業を粗末に扱うと碌な事は無いでしょうね。


立派な人には成れなかったですが、人にやさしい人間になりたいです。


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