主審のひとりごと

音楽(AOR,FUSION,Blues,etc)、黒白猫の「おせろ」ギター、DAW、バス釣り、ぐるめ、サッカーなど

◆今日の通勤CD[Never Felt So Good/James Ingram]

2006年04月05日 | CDレビュー(SOUL・BLACK編)
BILLY OCEANやSTARPOINTで名を上げていた、KEITH DIAMONDがプロデュースをつとめ、ジェームス・イングラム本人も3曲プロデュースしていますね。あのLEON WAREも2曲で参加しているようです。大御所クインシーもエグゼクティブ・プロデューサーとして、名前があるんですが・・・どうも名前だけのような気がしてならないなぁ。。時代的には打ち込み系エレクトロポップの時代に入りかけているせいか、ソウル・ファンク・ブラコンの泥臭さはなく、なんだかシンセサイザー全盛期のチープな無機質な音作りに感じてしまいます。これでは、せっかくのジェームスの暖かくパワフルな歌声もどこかエモーショナルさに欠けるような気さえしてしまいます。やはり、この時代の音作りは好きになれませんねぇ。やはりバンドスタイルですよ。仮に打ち込みだとしてもアレンジの好みもありますけどね。
中では 5.THE WINGS OF MY HEART は一際光ってますね。ちょっと演歌調ですがなかなかのバラードです。9.LOVE`S BEEN HERE AND GONE では、なんかPagesかマイケル・マクドナルドっぽい声が聞こえるのは気のせい???美しいコーラスワークえです。トランペット?のソロのあとのダバダバもアニタ・ベイカー風でステキ!11.CRAZYもナイスなバラードですねぇ。それもそのはず、バラードの生もの系にはリッキー・ローソン、姉さん・いい人(ネーザン・イースト)、ジョン・ロビンソン、ポール・ジャクソン JR、コーラス系にはエル・デバージ、フィル・ペリー、デビッド・パックなんて名前もあるのですが・・なんかよくわからないのが悲しいです。・・・・(^^;;
アップテンポはエレクトリック打ち込み系ブラコン、バラードは生ものバンド演奏系AORっていう、なんとも音作りがはっきり2分化され過ぎてて・・・ちょっとアルバムとしてのまとまりが良くない感じがしますね。
1stには遠く及ばずですな。

1.Always
2.Never felt so good
3.Red hot lover
4.Lately
5.The wings of my heart
6.Trust me
7.Tuff
8.Say hey
9.Love's been here and gone
10.Right back
11.Crazy

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