AORと聞いて反応するのは、もしかすると40代以上の人かも知れない。
その洗練されて耳当たりが良く、都会的なセンスに溢れたサウンドは、
1980年代に全盛だったからだ。1980年代と言えば、バブル時代。
そう、あの時のムードにはまさにピッタリで、
豪華ミュージシャンを多数起用するなど制作にもそれなりのお金をかけたAORは、
カフェバー・ミュージックの定番でもあった。
◆『AOR名盤プロデューサーの仕事』しかし、 AORは金のメッキを貼り付けた音楽ではない。
クオリティの高いグッド・メロディ、そして柔らかく温かい歌声を最大限活かすために、
生のオーケストラや一線級のミュージシャンたち、 そしてそれらをまとめるプロデューサーが腕によりをかけて、
純粋に質のいい音楽を作り上げようとして生まれたものなのだ。 だから、
AORを今聴くと、デジタル・サウンドでピカピカに磨き上げられた21世紀の音と違い、
より人間らしく馴染みやすい、リラックスして浸れる音楽であることがよくわかる。
年齢や性別に関係なく、これは誰もが必要とする要素を満たしたものだと言えるのではないだろうか。
こんな触れこみの本でした。(笑)
そう、AORにとってプロデューサーの仕事は重要なのです。 当時、誰々プロデュース、
メンバーは誰々・・・それでレコードを借りまくったものでした。 そんな当時の思い出とダブるんですが、
今回プロデューサーにポイントを絞った本が出るんですと。
こりゃゲットですよね!
解説は中田利樹さん、ゲストにミュージカルスターの石井一孝さん お二人ともAORには欠かせない有名人ですものね。
今日届きましたよ。
ちら見したところなかなか濃い内容ですね。
若干の今更感はあるものの興味深い内容であることには変わりはありません。
そうでしたかぁ~
各プロデューサーの代表アルバムをサウンド目線で解説って感じで興味深いです。チビチビと読んでます。(笑)
確かに、コードプログレッションの解釈やアレンジャーやプロデューサのセンスでがらりとサウンドは変わりますものねん。
芽瑠璃堂マガジンPRESENTS なんですが、このCD屋さん、マニアックで、絵律句タッグの住まい輪目盛酢を購入できたのも、このCD屋だけでした。