◆今日の通勤CD[Dream Boat Annie/Heart]

1976年の（げげげ・・・・30年も前じゃん・・・）Heartのデビューアルバムです。
Dream Boat Annieというフォーク調の美しい曲を軸にアルバム一枚見事にストーリー性を持たせたロックアルバムです。
美人姉妹のアン＆ナンシー・ウィルソンは美貌だけでなく実力も折り紙付き！アンは澄んだ声でパワフルなリードボーカル、ナンシーはアコースティック＆エレキギターにコーラスとまさに美人２ＴＯＰ状態です。(笑）
この美人姉妹にスタジオミュージシャン系のメンバーが加わって出来たバンドがこのハートです。ドラムのマイケル・ドロジャーは重くて迫力のあるタイトなドラマーですし、ベースのスティーブ・フォースンとのコンビもGoodです！ギターのロジャー・フィッシャーは、攻撃的でシャープなギターを弾きますし、もう一人のギターのハワード・リースはKBをこなすなど器用な一面を持っています。ライブではZepのナンバーを十八番にするなど、ハードロックバンドとしての実力も相当のものですが、このアルバムに関してはハードな面よりも、アルバムタイトルからもわかるようにピュアでロマンチックな一面をフューチャーしています。なんとDreamboat Annie は手を変え品を変え３回も出てきます。(笑)　アルバム通して出てくるアコースティックギターやバンジョーやら、どこかジプシーっぽいサウンドも彼らの得意のサウンドですね。オープニングを飾るヘビィな1.Magic Man やナンシーのアコギソロから始まる 3.Crazy on You は、めちゃ盛り上がります。これらのハードなナンバーは、ライブではかなりかっこいいす！JAPAN JAMという江ノ島の野外コンサートでは感動しましたよ。8.Sing Child ではアンのフルートとロジャーのジミヘン張りのギターがかっこいいです。9.How Deep It Goes はとても美しいバラードです。アンとナンシーのハーモニーは姉妹ならではの美しさですね。
プログレとまではいかないんですが、どこかクセのあるハートですがとても個性的なバンドなのに何故か日本でブレイクするのはかなり後で路線を変更してからだったりしたんですよね。

1.Magic Man
2.Dreamboat Annie (Fantasy Child)
3.Crazy on You
4.Soul of the Sea
5.Dreamboat Annie
6.White Lightning & Wine
7.(Love Me Like Music) I'll Be Your Song
8.Sing Child
9.How Deep It Goes
10.Dreamboat Annie (Reprise)