sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

先が見えない、だけど

2015-03-11 13:51:29 | 日記

 

2015年3月11日。

朝からTV各局が東日本震災関連番組を放送している。

四年目のこの日。

1秒たりとも止まることなく時間は流れてゆく。

復興。

 

復旧さえもできていない現状、その中で徐徐に風化も。

もどかしさ。

だけど、何をどうするか。

復興に向けて予算は多くなった。

でも人が足りない。

只、呆然と見ている・・・。

 

四年前に戻ることは不可能。

けれど

何年か後に目の前の荒地に、こどもたちの声が、

大人たちの談笑が、

きっと・・・、必ず。

 

それがあれば、それだけを。

復興と呼べる日が。

明日を迎えよう。

 

 

 


北海道は広いんだよねー

2015-03-11 11:20:37 | 日記

 

低気圧の接近で北海道は空も陸も海も大荒れ。

鉄道・飛行機・船みんな止まった。

3月として記録的な雨になった、その近くで大雪・吹雪

この街はそれほどでもないが、それでも夜通し10m誓い風だった。

雪も降ったが風のせいで積雪はそれほどでもない。

 

2015/3/11 am7:00ころ

 

2015/3/11 am11:00ころ


もう、 と、まだ

2015-03-11 08:42:29 | 日記

あの日、いつもの病院で順番待ちをしてた。

周りの人が「何か揺れてない?」という。

ふと見ると待合室のテレビが少し揺れている。

かるい眩暈を覚える。

 

この地では震度2。

ああ、地震のゆれか。

テレビの画面は緊迫した声が。

 

最大級の地震。

津波が東北の海辺に押し寄せてきている。

岸壁を越え、

川を遡り、

住宅を、船を、クルマを、

つぎつぎと巻き込んで、

津波が、津波が、つなみが。

 

高台へ逃げ惑う人々のむれ。

津波に自宅をのみこまれ、

ああ、ああとしかこえがでない。

 

火災が街を焼きだす。

津波にのまれみんなどこへ行ったのか。

 

避難所ではじまる生活。

何もない。

これからどうなる、これからどうする。

とにかく生きなければ、思いはそれだけ。

否。

そんな思いもない。

今日という日を生き、明日につなげる。

 

地震に奪われなかった命。

津波に奪われなかった命。

 

その後の避難生活で、

拾った命が奪われる。

関連死は悲しい。

 

あれから四年。

 

もう四年、まだ四年。

もう五年、まだ五年。

もう十年、まだ十年。

 

もう、と、まだ。