北の富士とコンビで解説。千秋楽の今日も解説していたが、はっきり言って当たっていない。
こと、白鵬に関しては。
今日の対鶴竜戦。押し込まれはしたが左上手右下手としっかり取っている。
鶴竜は土俵際で外掛けに行ったがあれが致命的な間違い。
足をかけると片足立ちで左に重心がかかる。そこを白鵬はうまく体を左にずらして打っちゃり。
白鵬の体勢になったが焦らず相手の出方を見極めながら対応。
このあたりが更なる進化といえるのでないか。
確かに体力的な衰えは否めない。
それを補うための相撲を考え出した。
以前は自分充分の体勢から一気に持って行く。
そんな取り口。だから相手に違う立ち合いをされると焦りが出る。
よく相手になる力士が「いかに横綱を慌てさせるかですね」と言っていた。
最近は耳にしない。ということは慌てることがなくなってきた証では。
力のある大関・横綱に対しても理にかなった動きをしている。
終盤に入ってからある解説者が言っていた。
動きに全く無駄がないと。
40回まで残り3回。もう射程圏内だろう、本人の中では。
年内か遅くても来年早い時期に。