sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

隠蔽

2018-08-11 18:30:17 | 日記

終戦直前、直後。

戦争を遂行した上層部は自らの保身のため書類の償却を国の隅々まで命令した。

番組に登場した生存者は言う。

公文書偽装はこの時からのことでは、と笑っていた。

 

とにかくすべての紙を焼却しろということだ。

電話帳まで焼いた、と。

これらの償却により戦後、軍人恩給支給事務に支障をきたすことになったと。

 

この時から70年以上を経ても何も変わっていない。

南スーダン派遣自衛隊の報告書を処分したと防衛大臣が答弁。

野党の追及の結果存在が明らかになる。

財務省が国有地売却の書類もメモ程度で文書規則にないから処分したと。

 

この国があの戦争を検証するための文書をすべて焼却する。

ある作家が言う。

後世に対する侮辱だと憤っていた。

 

今のこの国のありようそのものが「思考停止」に陥ってしまっている。

 

何といえばいいのか、理解できない、というべきか・・・。

 

 

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追悼の声、声、声

2018-08-11 14:35:13 | 日記

翁長雄志氏を悼む声がネット上であふれている。

これほどの人物がかつていただろうか。

 

沖縄県知事選はこれまで保守対革新で熱戦を繰り広げてきた。

その大元はとりもなおさず在沖米軍の蛮行に対する怒りであった。

 

その構図が彼の登場で大きく変わった。

考えや立場を超えた「オール沖縄」だ。

地方自治はかくあるべしという戦いだ。

日本政府を向こうに回し一歩も引くことなしに渡り合った。

内閣と接する時も気負うことなく凛として淡々と沖縄の大変さを語る。

むしろ、その言葉を受ける側の安部であったり菅のほうが縮こまっていた。

 

九月に知事選挙が実施される。

今こそ、オール沖縄の大きな力を発揮してほしい。

自公プラス維新はあらゆる卑劣な手を使ってくるだろう。

それに負けていられない。

 

この地から革命ののろしを上げる時だ。

「たたかいはここかーら、たたかいはいまからー」

 

 

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総裁選

2018-08-11 11:10:32 | 日記

安倍対石破の構図になりそう。

石破は自戒を見据えての出馬だろう。

規約上次の総裁選に安倍は出られない。

資格があるかどうかは規約上どうなっているか知らない。

が、少なくとも三期九年となっているから出られないだろう。

 

石破を良しとするものもいる。

それはそれでいいだろう。

誰を好むかどうかはひとそれぞれだ。

 

が、彼が少なくとも安倍政権の一員であったことは事実だ。

その後、安倍政権の性格が変わったとは思われない。

 

石破氏は「有権者に誓う」といっている。

果たしてすべての有権者だろうか。

 

「安保法制」のころ国会を取り巻きシュプレヒコールをあげる群衆のことを「テロ」といった。

そういう有権者は彼の念頭にはないのだろうな。

 

議員数では安倍が圧倒している。が、党員票ではどうなるか、とマスコミはかまびすしい。

前回か?党員票で石破が上回った。

が、議員票で敗れた。

それは議員票と党員票で差をつけてあったからだ。

今回は道東だという。

それに第三勢力の竹下派が自主投票となったとか。

 

第一次組閣で国会を召集しておいて逃げた。

第二次以降のやり方に対し所謂モリ・カケ問題や「忖度」に嫌気を差している地方党員が多いとか。

 

いずれにしても、どちらが成っても何も変わらない。

それだけは確かだ。

 

 

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