特に皇室びいきではない。
天皇制そのものに疑問を持つ人間だ。
そんな人間の思いを綴ってみたい。
皇太子妃雅子さんは結婚以来長きにわたって体調を崩されてきた。
その一番の因は子供がなかなかできなかったこと。
下世話に言うならお世継ぎができない。
やはり女性を子供を産む道具としか見ていない皇室があからさまに見せつけられた。
何とか一人子供ができたが女であったことで女性天皇を認めるかどうかという古い因習が
ここでも識者といわれる人から意見が出て物議を醸した。
今後、皇后陛下となると今までのように体調不良を理由に欠席はできまい。
1993年1月19日。
婚約記者会見で皇太子から言われた言葉の中で最初に口にしたのが
「皇室という中で大変なことがあると思うが自分が全力で守る」
という言葉を口にした。
これが外交官の職を退いてまで皇太子妃となる道を進ませたのだろう。
その後を見ると皇太子はその通り節々で必ず妃殿下のことに触れる発言をしていた。
なかなかできることではないと感じる。
皇室という世間から鎖された環境で暮らす身となった自分をどれほど後悔したか
推し量るにつけて今も体調がすぐれないことにその大変さを感じる。