苫小牧市議会がIR誘致を可決。
北海道知事にも推進してほしいと。
道議会自民党会派内では慎重論もある。
苫小牧が候補地に上げているのは植内地区だ。
昨日のニュース。
ここに土地を持つ住民の話ではオオタカが営巣していた痕跡がある。
貴重な植物も自生しているという。
オオタカが今も営巣しているかは分からない。
が、今後営巣を始めるかもしれない。
何より貴重な植物の自生は続くだろう。
IR誘致関係者は営巣地と植物を移転させると。
それで問題ないかのような言い方だ。
自然はそこにあるからの自然だ。
移転先で同じように育つか保証できない。
保障どころか絶滅する。
思い起こして欲しい。
かつて儲けを当て込んで国の「新全総」に乗っかって「苫東」をぶち上げた。
が、どこも進出してこなかった。
わずかに自動車関係が数社工場を建設した。
自然を破壊することはやがて人の生活環境をも破壊することはこれまでの災害でも見てきたとおりだ。
山を削り宅地を造成し終の棲家と考え暮らしてきた場所が豪雨災害で跡形もなく破壊された。
「のど元過ぎれば」の言葉でいいのかが問われている。