とらいさぽーと

集中力を発揮する

調理作業の好きなくん、

教室に来るなり開口一番「A先生、今日は料理ないの?」

A「どうかなあ、、、」

「ある」と言えば気になってしまうし、「ない」と言えばうそになってしまいます。

あるような、ないような、、などど中途半端なことは言えないし、Aはちょっと返答に迷いました。

予定表にも課題のカゴにも、それらしきものは無いので「そうかあ…」

でも、予定表に〈遊び〉カードは最後に提示してあり、

それを楽しみに頑張ろうか、と切り替えることができます。

今回は試しに、作業ではなく学習として「説明書の読み取り」プリント提示にしました。

一通りの課題学習を終えて、最後の課題プリントを手に取り「これ何?」

B「読んでください」

「え~!たこ焼き作るの⁈」

課題目標1:説明書を読み、手順通りに自分で作る

課題目標2:電子レンジを使い、簡単な調理が一人でできる

手段:冷凍食品

はじめ:説明(袋の裏の)を読む

①②③:順番に作る

説明文を追いながら流れを理解していくより、視覚でパッと判断するところのあるくんです。

しかし、調理となると集中力を発揮し、丁寧に一つ一つ工程を進めていきます。

「今日の夕飯はたこ焼きや! B先生、先生のこと好き♪」

B「先生も好きやよ♪」

A「B先生いいなあ、A先生のことは?」

「しら~ん」

ハッキリ、きっぱり言われてしまいました。

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