サイト『ASDの森』紹介
ASDの森 | その子が自閉症かどうかを考えるサイト 比較のため、普通の子どもの発達情報も満載! (asd-autism.net)
このサイトに載せられている情報はとても勉強になります。
広い視野で情報を集め分析をし、それを分かりやすく掲載しています。
発達検査をどう読み解くかなど、改めて気づかされることが多いです。
とらいさぽーとの近況
教室では、子どもたち各々が新たな一歩を踏み出しています。
オープンキャンパスへの参加、就職活動の進捗状況、自主通学の開始など。
それはそれでお子さん一人一人の成長の過程として本当に嬉しい限りなのですが、
ASD支援にもっと低学年からマンツーマンで関わる機会がないのが少し、残念です。
発語がない(限られている)、奇声を上げる、視点が合わない、多動、常同行動など、
重いASD特性と知的障害を伴えば支援が難しいのは確かです。
しかし関わり方次第で将来の生活環境が大きく変わってくるのも事実です。
「言葉を発しない。コミュニケーションができない。こちらが何を言っても理解できない」
と諦めてしまえばその子の持つ可能性を育んでいけなくなってしまいます。
また単に言葉を発することだけに重視してしまうと、
自らの気持ちを発する、自らの意思を伝えるといった、
自発行動や自律行動とはかけ離れたものになってしまいます。
身の回りのこともできない、一人で過ごすこともできない、会話も難しい、
どうしたらいいのか。だれがこの子の面倒を見てくれるのか。
そんな切実な親の思いに答えられるのは、やはり個々の発達特性に沿った療育支援です。
どうしたら自分から発信できるようになるのか。
どうしたら身の回りのことができるようになるのか。
どうしたら支援共有できる環境に移行できるのか。
もっと貪欲に、子どもの可能性を追い求めても良いのです。