切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

素敵な宇宙船地球号

2007年05月07日 | TV・本・コミック

昨日、素敵な宇宙船地球号 10周年SPでガラパゴス島を放送してました

何十種も陸ガメがいて神さまの実験場所って呼ばれてたこととか、
大規模なエルニーニョ現象で島の生き物たちが大打撃を受けたこととか。
ゲームしながら、ふ~んと流し見してたんだけど、イグアナの進化の話になって・・・

イグアナって草食で、陸に住む陸イグアナと海に住む海イグアナがいて。
陸イグアナはサボテンとか食べるんだけど、爪が弱くて木に登れないから、
鳥がサボテンの花の蜜を吸ってる下で、ずっと待機してるのね。
花が落っこちてくることがあるから。
で、花が落っこちてきたら、それを食べるの。
海イグアナは潮に流されないように、爪でがっちり岩を掴んで海草を食べる。
でも、エルニーニョ現象で海草がなくなってしまった海イグアナは、内陸に
上がっていったらしい。 (研究者の予想)

そこで生まれたのが、「ハイブリッド」。
陸イグアナと海イグアナの両方の特性を持つ進化した種類が生まれたのだ

ハイブリッドは丈夫な爪でザクザクとサボテンの木を登り、葉っぱを食べる。
陸イグアナは、木の下でただそれを眺めてる・・・。

それは、ちょっと悲しい図でした

いずれ陸イグアナは餓死して、進化の過程から、淘汰されてゆくんだろうなぁ
それは仕方ないことだとしても・・・
それまでの間、陸イグアナは進化した優秀なハイブリッドとの差を
見せ付けられられながら生きていくんだろーなぁって思ったら、
とてもやるせない気持ちになった

それでも陸イグアナは絶望したり文句言ったり恨んだりしないで
自分ができることをして、ただ必死に生きようとするんだろうなぁ

そんな状況で、ただ自分のできる限りのことをするって・・・難しい
なにを削れば、そうなれるのかなぁ?
それとも、なにかを足さないといけないのかな?
でも、なにをだろう ・・・ ???