雨の土曜日にはしごした映画、第二弾は「バッド・ル―テナント」
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荒廃した街、ニューオーリンズで殺人課として働くテレンス(ニコラス・ケイジ)は
水没した刑務所に閉じ込められた囚人を救い出し、昇進した「正義の警官」。
でも、その裏の顔は、コカイン中毒のジャンキー。
警察の証拠物からコカインを盗み出し
街角で麻薬所持者を脅し
金のためにアメフト選手には八百長を強制し
人殺しや麻薬取引を生業にするギャングと手を組み
警察の情報を流し、成功報酬を自分の懐に入れ
あげく、自分の彼女を脅していた悪党を消させ
人殺しの証拠をでっち上げ、利用し終わったギャングを逮捕
そして、またそれを手土産に昇進。
彼女と一緒に暮らし、家族とも円満な生活を送る・・・
お話は、そんな感じ
なんていうか・・・
悪徳警官なのに、ハッピーエンドでびっくりでした
や、ギャングが目の前で死体を川に捨ててても、全然気にしないし
悪いことしてるって罪悪感ゼロなんですよ
いつか誰かに刺されそうな生き方しながら、ハッピーエンド
オリジナルもそうなのかなぁ・・・
あ、この映画、1992年に制作された
「バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト」 のリメイクなんです
オリジナルは宗教色が強かったそうなんですが、残念ながら見てません
今回は宗教色は全然出てなかったけど、ドラッグの方は全面的に出てました
一番面白かったのが、ドラッグの幻覚
ワニとかイグアナとか出てくるんだけど、すごくまったりしてるの
音楽も幸せな日曜の午後なみにまったりで
何回か出てくるんだけど、何回見ても笑っちゃいました
ニコラス・ケイジ、ひょうひょうとした悪い役もよく似合ってました
決して、カッコイイわけじゃないんですよね
その辺りが、なんか、ホント、ぴったりというか