なんてことはない

「るるる」の
取り入って何も特徴のないMy日記ブログ

稲渕の棚田

2012-10-03 | ぶらり散歩

おじ様たちにもみくちゃにされながら ←語弊アリ

向かった先がコチラ








奈良県明日香村にある 『稲渕の棚田』 です~

日本の棚田百選にも選ばれており
春には蓮華や菜の花、秋の彼岸花が棚田を彩り

のどかな農村にはカメラを持った観光客でごった返します







棚田の形も正方形やら横長やら
湾曲してるものなど、地形にそって様々

なだらかな斜面につづく棚田は
美しくも懐かしい感じ

「日本の原風景」とはナットク








減少する農村人口と棚田の景観を守る対策として
「棚田のオーナー制度」が平成8年からはじまりました

水田33区画、畑13区画で募集した所
270人もの応募者があり

現在では130以上の区画で毎年募集が殺到する人気だそうです






それにしても、すごい人、人、人…
カメラじじぃ達がわんさかわんさか

カメラの重装備背負って、集団で斜面を登る姿は
遠くから見ると、自衛隊の行軍かとおもうぐらい ←んなわけない







棚田を登ると見晴らしのいい景色が広がります

中央左側のフタコブの山が 「二上山」
その右が大和三山の一つ 「畝傍山」 です

こんな所で穫れたお米は
さぞかし美味しいでしょうね~




















 


町家の雛めぐり

2012-03-14 | ぶらり散歩

奈良県高取町で開催されている

  『町家の雛めぐり』 に行って来ました~

今年で6回目の開催っ

約100件の民家の玄関や縁側、店先に飾ってある
お雛様を見てまわります

各家庭のお雛様をめぐるお話なども聞けて
住民と触れ合えるとってもいいイベントです~ 


 


お雛様には「京雛」「江戸雛」がありますが

一般的に…

「京雛」は左(向かって右)が男雛、右(向かって左)が女雛 
「江戸雛」はその逆となってます

昔は左側の者の方が位が高かったため「京雛」では男雛は左

昭和以降、男性が右(向かって左)、女性が左(向かって右)の国際的な並び方に習い
「江戸雛」の男雛は右となっています


 





立派な屋形雛
絢爛豪華でステキdesu^^





昭和30年代の屋形雛
母から娘へ、そして孫へと…
大切に飾れてきたのでしょうね





優しいお顔のお雛様
「人形はお顔が命」 っとは、よく言ったもんですねぇ~




この大事そうにクツを持ってる人は「沓台」(くつだい)
他に「台傘」、「立傘」と併せて
『仕丁』(しちょう)と言います

この「仕丁」…
京雛では「熊手」と「箒」と「ちりとり」を持った三人になります





真ん中の酔っぱらいのおっさん(怒り上戸)がちりとり
左が熊手(泣き上戸)、右がホウキ(笑い上戸)
 
御所の掃除をする人達なんだそうです~ 




こんなお雛様?まで…



『高取土佐町並み 町家の雛めぐり』 は3/1~3/31まで開催っ




 


ならまち格子の家

2012-03-05 | ぶらり散歩




『ならまち格子の家』は 

昔の奈良の町家の生活様式がわかる施設として
また、ならまち観光の情報提供、憩いの場として利用できます

奈良の町家は京町家と同じく
間口が狭く、奥行きの長い 「うなぎの寝床」状 になっているのが特徴です

間口を狭くすることによって
たくさんの人が道に面することができるように建設されています











中庭から「みせ間」方向へ

玄関口(写真奥)から「みせ間」、「中の間」、「奥の間」と細長く3室続きます




「奥の間」から「中庭」、「離れ」
その向こうは庭があり、商家らしく「蔵」が見えます




 

 

 


「中庭」の渡り廊下に便所と風呂があります
中庭があるため光がそそぎこみ
明るく開放的です





二階は「厨子二階」と呼ばれる中二階のため
天井部が低くなっています 








町家の特徴の「格子」 は

“光を採り入れ、中からは外が見えるが外からは中が見えにくい”
和製マジックミラーっぽいもの? 
←って、ちがうかぁ~








 


東大寺くねくね

2012-02-29 | ぶらり散歩

東大寺周辺を徘徊…いや、散策に






わが国最大の山門 『南大門』
門内には運慶、快慶作の金剛力士像が安置されています

あまりの大きさにワクに入らないっ




南大門周辺は観光客も多いですが、鹿も多いですっ
鹿せんべいをもらいに寄ってきます

野生ですが、人なつっこく可愛いですが
子鹿を守る母鹿や角の伸びた牡鹿は、時々突進してくるので注意が必要です





中門の塀に沿って… (↑白とびしてら~

大仏殿には入らずふらふらと





うろうろと…





   「お前、迷ってんじゃねーか?」

   「ち、ちがうわいっ



過去記事「華厳宗東大寺」も見てちょんまげ~ ←古っ!



東大寺 二月堂

2012-02-28 | ぶらり散歩

前回の「巨大チュッパチャップス」の正体
    

      

奈良に春を告げる行事 『東大寺二月堂 修二会』 の「お松明」で使われる

「籠松明」 です~

修二会は毎年3月1日~14日の二週間行われ(前行を入れると一カ月近く)
天勝勝宝4(752)年から一回も途絶えることなく行われ
今年で1261回目を迎えます


写真のチュッパ… 籠松明は長さ8m重さ60kgにもなり
火を点けた松明を童子が担いで二月堂の階段を上がり舞台を通っていきます

この時の火の粉を浴びると無病息災の御利益があると言われ
毎年たくさんの人が訪れます





この狭い階段を松明を担いで通って行きます

 (ネット画像より)


舞台に松明が並んだ写真
ニュースで見たことがあるんじゃないでしょうか?

毎年、一日3~4千人、3月12日の「お水取り」の日は
2~3万人が訪れるビッグイベントです ←法要です








二月堂の大きな提灯





奥に見える建物が
奈良の大仏さんがいる金堂(大仏殿)





舞台から見た景色
大仏殿の向こうは平城の都が一望できます



「修二会」の詳しいことは『東大寺HP』を見てね



鴨ね賀茂ね、そ~加茂ね

2012-02-22 | ぶらり散歩




前回の高天彦神社から南東へ1.5キロほど行くと 『高鴨神社』 があります


「カモ」と言うと
京都の上賀茂、下鴨神社が有名ですが…

高鴨神社は、それら鴨(加茂)社の総本宮で、弥生中期前より祭祀を行う
日本最古の神社の一つです

また、鴨一族発祥の地で
加茂、賀茂、賀毛として全国の郷村名として残ります





     『高鴨神社』 (たかかもじんじゃ)

  主祭神 阿治須岐高日子根命(アジスキタカヒコネノミコト)

       事代主命(ことしろぬしのみこと)
       阿治須岐速雄命(あじすきはやおのみこと)
       下照姫命(したてるひめのみこと)・天稚彦命(あめわかひこのみこと)

  延喜式では最高の社格の名神大社




「カモ」は「カミ」と同源であり、「カモす」という言葉から派生し
「気」が放出している様を表すそうです






この神社の地下には鉱脈があり
多くの「神気」が出ていると言われています

「気」は身体によく、この地は長寿多いとか…
また、夏場に参拝すると涼しいそうです





高鴨神社の紋は 『菊水』

楠木正成が天皇家から下賜された菊花の紋の下半分を
水が流れる「菊水紋」としました

神社には正成の銅像も建っています





鈴のお守りに書かれている絵は
お馴染み三本脚の烏 『八咫烏(やたがらす)』 

   「日本書紀」によると…
   神武東征の際、鴨族の祖先の八咫烏が
   神武天皇を熊野から大和へ道案内したことが記されています

   そして、神武・綏靖・安寧の帝は鴨族の主長の娘を后とし、葛城王朝の基礎を作りました (神社HPより)

八咫烏は高皇産霊尊の曾孫である賀茂建角身命(カモタケツノミノミコト)の化身であり
鴨族の祖となります

また、天孫降臨の神話では、ニニギノミコトとともに鴨族の神々も語られることになります



高天彦神社

2012-02-16 | ぶらり散歩




なんとも神秘的なものを感じずにはいられない
杉の古木が立ち並ぶ参道を進むと…





『高天彦神社』 (たかまひこじんじゃ) が見えてきます

   御祭神 高皇産霊神(たかみむすびのみこと)
     
   大和朝廷に先行する葛城王朝の祖神高皇産霊神を奉斎する名社
   神話では天照大神の御子の天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)に
   本社の御祭神の娘の栲幡千々姫命(タクハタチチヒメノミコト)が嫁がれ
   その間にお生まれになった瓊々杵尊(ニニギノミコト)が高天原からこの国土に降臨されます。  

   延喜式では最高の名神大社として、月次・相嘗・新嘗の祭りに は官幣にあずかってきた古社であります             
                                                      
 (パンフレットより)



残念ながら葛城王朝は神武天皇から開化天皇に至る九代で滅びてしまいますが
平群、巨勢、蘇我氏へと栄えていきます





参道にはなかったのに
なぜか神社内に入ると雪が積もってました






社殿は明治十年建築
その後方の山、「白雲岳」を御神体としています (前回の写真の山です)

この地に住んでいた葛城族は、この山を「神々の住む山」と信じ
『高天原』と呼び、神話として伝えていったのでしょう

弥生時代中期には、葛城族は御所市柏原に移り住み
葛城川流域の鴨族と部族国家を形成しました

神武天皇が橿原宮で帝位につかれたのも、柏原の地なんだそうです





神社は小さくて寂しい感じがしますが
その歴史と成り経ちには
神秘的なものを感じずにはいられない場所です




 


まいるこころは はつせでら

2012-02-11 | ぶらり散歩




真言宗豊山派総本山 長谷寺~


立派な仁王門は1885年に再建されたもの
長谷寺の大額の文字は、後陽成天皇の御宸筆だそうです

この門をくぐると…





百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれた登廊がつづきます

登廊を上がっていくと本堂が見えます





本堂からの五重塔
春には桜、秋には紅葉で彩られ
美しい眺めです





初瀬山の中腹にあるため寺内は階段ばかりで歩くのにタイヘン…





平たい形の長谷型灯籠と仁王門の龍





    いくたびも 参る心ははつせでら

          山も誓いも 深き谷川    (御詠歌)


万葉集では「隠国(こもりく)の伯瀬山(はつせやま)」と呼ばれたこの地は
奈良・平安時代に人々の信仰を集めたくさんの人が訪れます

「源氏物語」や「枕草子」「更級日記」「蜻蛉日記」などにも登場する
超有名スポットだったようです


    過去記事「長谷寺」も見てね→(


香藕園~當麻寺中之坊

2012-02-02 | ぶらり散歩

當麻寺は1300年以上前の白鳳時代に創建された由緒あるお寺です
日本で唯一、奈良時代からの東西二塔がそろっています (詳しくは過去記事も見てね→『葛城市 當麻寺』


中之坊は、創建時に役の行者に開かれた道場で、住職の住房「中院御坊」として成立しました


          


奈良時代に建てられた三重塔(東塔)です





中之坊にある庭園 『香藕園(こうぐうえん)』 
大和三名園と賞される池泉回遊式兼鑑賞式庭園 ←

極端に低い土塀、心字池に映る三重塔が美しい庭園です





この庭園は、江戸時代に後西天皇を迎えるため片桐石州によって改修、造築され
大きな円窓が見事な茶室「丸窓席」や
二畳中板の名席「知足庵」があります






詳しくは過去記事 「當麻寺 中之坊」 をご覧あれ~



最後に…
當麻寺のおみくじ





かさ型おみくじ~

結んで帰るより、家に飾りたくなります


もみじ狩り in 龍田大社

2011-12-04 | ぶらり散歩

少しサボリ気味な最近…

いつの間にやら12月になってしまいました


今年はまだ、紅葉の写真を撮ってなかったので
奈良県三郷町にある 『龍田大社』 にGo~






色づきが遅かったせいか、まだまだ真っ赤できれい~






散った紅葉も風情があっていいものですね





彼岸花といい、紅葉といい
赤色のものは撮るのがムツカシイ…





龍田大社:拝殿

主祭神は
天御柱命(あめのみはしらのみこと)・国御柱命(くにのみはしらのみこと)

天地間の大気、生気、気、風力を司る神様で「風神」と呼ばれ
天地宇宙の万物生成の中心である「気」を守護する神様とされています

現在は、農業・航空機・船舶・航海・漁業等、風に関係する者の信仰が篤い神社です



史跡 頭塔

2011-11-16 | ぶらり散歩

 風邪をひいてしまい、間隔が空きましたが
前回のつづきです~



正倉院展が開催されている奈良国立博物館から
南へ歩くこと1キロほど、住宅街の真ん中にお目当てのもの…

まさに、ピラミッドのような建造物








その名も、 「頭 塔」   
←「ズトー」と呼んでね


一辺32m、高さ10mの方形七段の土塔

奈良時代の僧玄の頭を埋めた墓との伝説がありますが
「土塔」がなまって「ずとう」と呼ばれるようになったと言われています





奈良時代の石仏が、1・3・5・7の奇数段に11基
4面で総数44基の石仏が立体曼荼羅のように配置されていたと考えられます

現在では23基の石仏が発掘され、国の重要文化財に指定されています





北半分は復元整備されていますが、南半分は現状保存のままです

この「頭塔」は、神護景雲元年(767年)東大寺の僧実忠が築いたと記録があり
五重塔などと同じように、仏舎利を納める仏塔です

その証拠に、頭塔の中心部には 『心柱』 が一本埋められています
間違ってもピラミッドの様なお墓ではないんです~

同じような土塔は、大阪府堺市の大野寺と岡山県の熊山遺跡にみられます






ふだんは鍵がかかってますが
管理人の仲村表具店さんに申し出れば見学がOK

私が行った時は、特別公開中(10/29~11/14)でしたので
予約なしでボランティアのガイド付きで案内して頂きました~


見れば見るほど、想像が膨らむ不思議な『頭塔』です




安倍文殊院~コスモス迷路

2011-10-23 | ぶらり散歩




奈良県桜井市にある 
『安倍文殊院』

切戸文殊(京都)、亀岡文殊(山形県)とともに日本三文殊の一つ
開基は安倍倉梯麻呂、飛鳥時代(645年)に創建されました

安倍文殊院の詳しいことは過去記事を見てね→コチラ





1665年に再建された本堂
本尊の文殊菩薩像が安置されています





山号は 『安倍山』
「安」の字は 「あ」 なのね

名前のごとく、安倍氏にゆかりが深く
安倍晴明の修行の地も残っています





     
天の原 ふりさけ見れば 春日なる
             三笠の山に 出でし月かも    (
安倍仲麻呂)

  
(大空をはるかに仰ぎみれば月が出ている。あの月は春日にある三笠の山から昇る月と同じ月なのだなぁ)


日本に帰国できずに唐でその生涯を終えた仲麻呂の詩
遥か異国の地にて、奈良の都に帰ることを夢見ていたのでしょうね

ちなみに左端にある燈籠は元総理の安倍晋三さんのものです~



で、なぜ安倍文殊院なのかと言うと
今の時期に行われている…





『コスモス迷路』 に行くためです 

30種類、約5万本のコスモス達が
迷路になっています~

今までのコスモスの写真もここで撮影したものです





後ろに見えるのが金閣浮御堂(仲麻呂堂)


で、しつこくしつこく次回につづくっ


 


やまと花ごよみ2011~ダリア園(3)

2011-10-14 | ぶらり散歩




 
「しつこいぞっ!」

と、飽きられそうなのでダリアネタも今回で終わり~ 





う~ん、写真だけで書くことがないのねん
まっ、楽でいいけど






ゴージャス♪ ゴージャス♪





会場のある公園です

丘の上に登ると
見渡す限り、
奈良は山に囲まれた場所なんだと改めて感じます




 
 「やまとは国のまほろば 

         たたなずく青垣 山隠(こも)れる やまとしうるわし」
    (日本武尊)


 (大和の国は日本の中でも、ひときわ高く秀でた国。青々とした木が茂った山々が、垣根のように重なり合い
  その奥に隠ったように存在する大和、こんな大和こそ、まことに美しい。)


やまと花ごよみ2011~ダリア園(2)

2011-10-13 | ぶらり散歩




しつこくダリアの写真
(名前わからずっ!)です~






紅白のめでたい感じのダリア。






ゴージャス感たっぷりの大きめのダリア





ダリアっ! って感じのダリア





テニスボールぐらいの可愛らしい大きさ
花びらの巻き方がキュート


     



ほぼ球形に咲いてるのでわかりずらいですが
花の裏側から撮ってます…  
(ボンボリみたい…

青空によく映えます



「やまと花ごよみ」は10/16まで開催っ!」


やまと花ごよみ2011~ダリア園(1)

2011-10-12 | ぶらり散歩




昨年の「緑化フェア」の一周年記念として開催中~

奈良県はダリアの球根生産日本一!!
ダリア園には1200株150種類ものダリアが咲き誇っています


で、ダリアをズラズラっ~と紹介っ (名前はわかりませんが…





花びらが内巻きに咲くオーキッド種のダリア
決して、日に焼けてそり返ってるのではありません…





ゴージャスなダリアの中ではシンプルでイイっすねぇ~





赤と白のグラデーションがいい感じ





変わった色合いの花びら
一際目を惹きます





    


黒っぽい花が咲くのでしょうか?
ワクワク感満載のつぼみ~


「やまと花ごよみ」は 10/1~10/16まで開催っ!