ロッテ・和田康士朗が一塁側にセーフティバントを試みる 金子コーチ「色々練習をしていけばいい」〜2月7日の石垣島春季キャンプまとめ〜![ベースボールキング](https://s.yimg.jp/images/news/cobranding/baseballk.png)
◆ 和田が一塁側にセーフティバント
ロッテの石垣島春季キャンプ第2クール1日目となった7日、朝から雨が降ったりやんだりの不安定な天候だったが、予定通りグラウンドでライブBPが行われた。
和田康士朗は昨年までセーフティバントを行う際、三塁側がメインだったが、昨年の秋季練習で金子誠戦略コーチから一塁側のセーフティバントの指導を受け、このオフの自主トレでも一塁側のセーフティバントの練習をしてきた。この日のライブBPでは、育成・武内涼太が投じた4球目に一塁側にセーフティバントを試みるもファウル。
金子コーチは、一冬を超えて和田の一塁側のセーフティバントに「試行錯誤でしょう。ああいうところでもトライしてみな、と。そこから色々練習をしていけばいいワケだし」と話した。
昨年11月に行われた『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』で、和田と同じく俊足の五十幡亮汰(日本ハム)がチャイニーズ・タイペイ戦で一塁側にバント安打を放ったが、和田にはそういったバント安打をして欲しいのだろうかーー。
金子コーチは「“して欲しい”というか、活かせるものを生かすならそういう技術を身につけてほしい」と和田に注文。「ちゃんと打って、走って、守ってくれることがいいんだけど、その中にあれだけ足を持っている人間が(チームに)いなくて、相手も嫌だと思っているものをどう活かすかの引き出しを彼の中で増やして」と続けた。
さらに金子コーチは和田について「今までは打席が少なかったでしょう。少ない打席にそれをトライさせるのは、こっちがサインを出してやらせるしかなかった。これから練習試合、オープン戦で打席がたくさんあると思うから、その中で自信をつけていってもらって、状況によってこちらから(サインを)出させてもらうこともあるだろうし、今までは和田イコール三塁側だったけど、足があるなら方法をあるんだよというのは朝(アーリーワーク)を使って磨いている途中」と明かした。
◆ 中森と田中晴がライブBPに登板
ライブBPには先発候補の中森俊介、田中晴也が揃って登板。中森は20球を投げ、空振りが4球、見逃しストライクが2球、ファウルが5球、安打性のあたりが2本、ボール球が7だった。
中森は「あんまり状態は良くなかったですけど、真っ直ぐで空振りだったりファウルを取れていたので、強さ的には良かったのかなと思います」と振り返った。髙部瑛斗をファウルにした5球目の球は良かったように感じたが、本人は「1球も指にかかったボールがなかったですね」とポツリ。山口に2つ空振りを奪ったことに関しても「全然納得はいっていないです」と話した。
この日は気温14度で悪天候も重なった。寒さなども状態が良くなかったことが関係しているのか訊くと、「寒かったですけど、雨の日に投げることだったり、特にマリンは環境に左右されやすいので、条件は一緒ですし、そこに関してはなんとも思っていないです」と悪天候を言い訳にすることはなかった。
中森に続いて登板した田中晴也も20球を投げ、空振りが1球、見逃しストライクが2球、ファウルが7球、フライアウト1球、ゴロアウトのような打球1球、安打性のあたりが1本、ボールが7球だった。
今季に向けて取り組んでいるチェンジアップも立松由宇、松川虎生に1球ずつ投げた。チェンジアップは左打者だけでなく、右打者にも投げる考え。「チェンジ(アップ)と言っても、空振りを取るチェンジ(アップ)ではなくて、まっすぐと奥行きを出すチェンジ(アップ)でカウントをとって、プラスアルファ、スライダーとかでカウントを取るよりもチェンジで奥行きを出した上での質の良い真っ直ぐでファウルを取れる。次のところを考えた上でチェンジアップを使っていこうかなと思っているので、カウント球でそう言った意味で使っていければいいかなと思います」。
ストレート、チェンジアップ、スライダーなどで追い込み、最後はフォークで空振りを奪いたいのだろうかーー。「理想はそうですね。場合によってはチェンジも使おうと思いますけど、決め球はあくまでフォークを目指している」と現状の考えを述べた。 取材・文=岩下雄太[了]
練習ちゅう。
それぞれ、目的を持って練習をたくさんして、本番でソレが生かされれば、ソレに越したことはありませんね(*´ω`*)
今、日本全体にイカツイ寒波が押し寄せておりまして、石垣島ですら、気温が低いみたいですね(;^_^A
怪我しないように、気をつけてほしいですね(*´ω`*)