これは、ある友人が、警察から不当な扱いを受けた事実のお話です。
今の日本の警察の現状が、よくわかる出来事です。
日本国民が、日本の警察を信頼すると危険であるという事件です。
友人から、「自分は先日警察に逮捕され、警察に不当な扱いを受けた」と連絡がありました。
その友人は、夜、仕事帰り、静かな住宅街の歩道を、マスクを付けて歩いていました。
途中で暑くなったので、マスクの片耳を外したら、ゴムの伸びの勢いと、強い風が吹いていたことで、マスクが飛んで行って落ちました。
すると、近くの家の敷地から高齢の男性が出てきて、追いかけてきて、友人はいきなり、その男性に鉄パイプで激しく何度も殴打されました。
男性は恐ろしい形相で、目が血走っていて、「車に傷付けやがって」「毎日、ゴミも捨てやがって」と言いながら、友人の後方から、頭や背中を、細い鉄パイプ状の物で、何度も殴打しました。
気が狂った人間みたいに、執拗に何度も殴ってきました。
鉄パイプは、グニャリと曲がってしまうほど、男性は友人を激しく殴打しました。
友人は、痛かったけど、幸い大怪我というまでにはならずに済みました。
男性は「警察を呼ぶ」というので、友人は「それはこっちが警察呼ぶ側だわ」と思い、「すぐ呼んで下さい。私は警察でお話します。」と言いました。
警察が来たら、友人が逮捕されました。
鉄パイプで殴った男性は、逮捕も何もありません。
友人は警察官に「私は鉄パイプで何度も殴られました」と言いましたら、警察官は「知らん」と言いました。
“友人はゴミを捨てたが、それが見つかって逃げたので、男性が追いかけ、鉄パイプで殴った”ということになっていました。
友人はいきなり後方から殴られたので、別に逃げてはいません。
その後、警察は、曲がった鉄パイプを押収することもせず、加害者である男性は、捜査も逮捕もされません。
友人は「私が殴られた鉄パイプはどうしたのか、押収したのか?」と警察に尋ねたら、警察は「捨てた。」と言いました。
鉄パイプは、捨てたから、もうないそうです。
重要な証拠品ですが、警察は事件後すぐに、捨てたそうです。
そしてこの男性は、警察に何度も友人の住所を聞いてきたそうです。
警察は「それは教えられない。」と拒否したそうです。
男性が友人の自宅の住所を知りたいその理由は、友人が「逆恨みで、仕返しをしてくるかもしれない、放火されるかも。」と言ったそうです。
男性は、ド派手に殴ってきた割には、心は、小心者なんですね。
いきなり殴ってきて、この男性は「すいません。」もなく、この先、自分が何かされるかもと、自分の心配ばかりしています。
一方で友人は、約2日間警察署で留め置かれ、取り調べを受けました。
男性の自宅の敷地内に防犯カメラがあり、警察がその映像を見たら、赤いベストを着た人がゴミを捨てる様子が映っていたようです。
しかし、友人は、赤い服なんか着ていません。
背格好も、友人はスポーツをしていたので、ガタイが大きいのですが、普通の体型の赤い服の人とは別人であることは明らかです。
赤いベストの人と友人は、明らかに違う人物です。
友人は、「その防犯カメラの映像を見せてほしい」と警察に言いましたが、見せてもらえず、しばらくしたら、警察は「映像は消えた」と言い張りました。
そして、警察は、友人をマスクを捨てた容疑にして、翌日に自宅を家宅捜索したのです。
今の日本の警察は、マスクを一枚捨てたとして、裁判所に捜査令状まで取り、自宅を強制的に調べるのですよ。
これには友人の家族はびっくりしました。
警察から事件詳しい内容を教えてもらえなかった友人の家族は、情報がなく、不安な状態でした。
家宅捜索と聞いて驚き、何かとんでもない大きな犯罪なのか、巻き込まれたのか、と思いました。
捜査令状には、捜査する対象物が書かれていました。
目的は、パソコン、ID、パスワード、メモ、写真などでした。
歩道にマスクを捨てたという容疑の捜査で、なんで、警察はパソコンやパスワードを調べるのでしょう??
結局、警察は、家にあった不織布のマスクだけを押収していきました。
※下記画像は、友人が提供してくれた実物です。
長田警察署の警察官4人が捜索した時の、押収品目録です。
罪名は、『廃棄物処理及び清掃に関する法律違反』だそうです。
家宅捜索では、警察は家の外と、家中全てを見て回り、写真を撮って、開封した不織布のマスクが入った箱を持って帰りました。
そのマスクですが、家宅捜索が行われた5時間ほど前の昼前、先に長田警察署から担当者の警察官が来た時、友人の家族は、拒否することなく、マスクや身分証など、提供していたのですが、再びその日の夕方、家宅捜索が行われました。
警察は、友人を殴打した男に対しては、何の捜査も取り調べもなく、鉄パイプは、探すこともせず、鉄パイプ自体がなかったことになりました。
このブログを読んで下さっている方々には、弁護士が多いようですが、法の専門家として、警察のこの事件の扱い、正しく、公正ですか?
友人は知人の弁護士に連絡を取ると、その弁護士は「マスク一枚捨てたということで、こんな事件の扱い、聞いたことがない。」と呆れていました。
友人は、落ちたマスクを拾わなかったので、マスクを捨てたということに関しては、現場ですぐに認めて謝罪しています。
でも警察は、友人を逮捕し、2日間勾留し、自宅を家宅捜索しました。
事件から2日後、検察庁で検事と面会後に、ようやく釈放されました。
検事と面会の時、検事が「警察は、どうして殴打した男性を傷害で調べないのか?」と言ったそうです。
友人は検事に対し「わかりません。」と言うしかありませんでした。
日本の警察って、恐ろしいですね。
国民的を不平等に扱う、腐敗した組織です。
まるで、社会主義や共産圏の、国家警察みたいです。
憲法17条に、
「何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。」
とあります。
これをもとに、国家賠償法1条1項は、
「国又は公共団体の公権力の行使に当る公務員が、その職務を行うについて、故意又は過失によつて違法に他人に損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる。」
とあります。
そして、国が責任を、取ったあとは、国と公務員の問題です。
「公務員に故意又は重大な過失があつたときは、国又は公共団体は、その公務員に対して求償権を有する。」(国家賠償法1条2項))。
とあります。
友人の周囲の知人や弁護士は、警察の不当な扱いに対し、「事件を公開して騒いでやれ。思う存分やれ。」と言っています。
実は、友人の家族は、警察が家宅捜索をしていた際、カメラで様子を撮影していました。
普段から、防犯のために自宅内にカメラがあるので、普段通り撮影されていたのです。
警察は知りません。
また、別の録音機器のレコーダーで、声も録音されています。
最近は、国民が警察に対し不信感を持っていますので、国民による警察官の対応時の撮影や録音は、当然のように行われています。
交通事故調査の依頼者からも、依頼者や家族が隠し取りした警察の映像を、よく見ます。
依頼者や弁護士から「警察が調査した時の隠し撮りの映像がある。見てほしい。」とよく言われるのです。
国民から隠し取りされるなんて、いかにも警察は信用がないか、ということに尽きます。
警察が信用できないから、国民が証拠を押さえているのです。
今回、家宅捜索の様子は、撮られていました。
しかし警察は、何も知りません。
友人は、海外にジャーナリストの知り合いが、何人もいるので、これら外国人ジャーナリストに、今回の異常な警察の対応を伝えました。
知人のジャーナリストたちは、「信じられない。散々な目に遭ったね。」「日本の警察が、そこまでクレージーだとは知らなかった。」「日本は民主主義だよね。でも日本の警察は、共産圏のロシアか中国みたいだ。」「僕ら外国人が日本に行って、もし事件に巻き込まれて警察沙汰になったら、日本の警察に不当な扱いされるかも。日本怖いな。」と批判しました。
同時に、社会主義的な日本の警察に、大変興味を持ったそうです。
彼らが、友人の家宅捜索の時の映像が見たいと言うので、友人はその映像記録を差し上げたそうです。
7月に、元総理大臣の安倍晋三氏が銃撃された時、警察の警備のお粗末さは、海外でバカにされています。
警察が逮捕した被疑者を移送する時、被疑者に逃亡されたり、勾留している被疑者に自殺未遂をされたり、日本の警察は、どこまでマヌケなのかと、知り合いの外国人ジャーナリストたちに、からかわれています。
日本の警察は、世界一優秀と、自負していた時代もありましたが、違います。
今では検索サイトで、『日本の警察』と入力すると、次のワードに『無能』と出てきます。
長年、自民党が、旧統一教会と深い関わりがありますが、警察もです。
もうこれは、ほとんどの国民は周知のことです。
恐ろしい韓国のカルト教団と仲良しの自民党と警察になんか、日本の政治と日本の司法を任せては危険です。
長田警察署の不当逮捕については、今後も情報公開していきます。