水郷の街“郡上八幡”は、以前から訪れてみたい場所だった。
街中の至る所に水路があって、清らかな流れは心和む観光地として知られている。
そういうイメージを大きく膨らませて訪ねたが、ちょっと現実は違っていて、「まあこんなもんだろう」という印象だった。
確かに水場が多く、清流は豊かな水を湛えていた。
歩いた場所が悪かったのかもしれない。
郡上といえば“鮎”だが、鮎の季節には若干早かったので、もう一つの名物である“鰻”を食べた。
関東の鰻は背開きで焼きの後に蒸して、タレを付けて焼く料理でフワフワの食感だ。
一方、当地の鰻は腹開きでタレ漬けの一度焼きだ。
皮が香ばしく焼けるが、御飯は酢飯でタレがベトベトする。
どうも関東人には合わない。
もっとも鰻の蒲焼とは違う、岐阜的な鰻料理で別物と考えればいいのかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます