癌になりまして・・前立腺癌の重粒子線治療闘病記

群馬大学病院重粒子線医学センターでの前立腺癌治療日記・・癌の発見から重粒子線治療、治療後の経過・・病後の新たな毎日

緊急入院!(2)・・カテーテル手術

2013-06-09 20:07:08 | 日記
頭が痛くて前夜はあまり寝られなかった。朝9時頃に若い△△医師が来て診察とカテーテル手術の説明があった。午後3時からに決定!・・小心者には・・待つ時間が辛い・・ドキドキ・・
いよいよ3時・・決戦の時だ!!
ストレッチャーに乗せられて手術室へ・・すれ違う看護師さんが『いってらっしゃい!』と言ってくれるが・・愛想を振りまく余裕なし・・
手術室は、明るくキレイで広い!担当の看護師さん達の手際がいい。手術台に移されると裸にされ、シートが掛けられた。いよいよだ!!
右足の付け根に麻酔が打たれ、その後、針を刺されたような痛みがあった。
△△医師が『もうカテーテルが入ってます』などと話し掛けてくれるが、返事するのが精一杯だ。直ぐに左胸に違和感があり、顔の上にあった扇風機の親玉みたいな物体が動き出した。色んな角度から撮影しているようだ。『はい、造影剤入れます』急に胸が冷たくなり、それがあっと言う間に下に流れるのがハッキリ解った。何回か造影剤を使い・・終わった。肩の力が抜けた。
手術室から隣のスペースに移動する間に、○○医師が『冠動脈には詰まりは有りませんでした。細い血管が詰まったのかもしれません。大丈夫です!』・・はあ~、良かった!
その後、カテーテルを入れた鼠径部を△△医師が押さえたり、弛めたりしながら止血を20分位してから、押さえ付ける様にテーピングした。
病室に戻ると、△△医師がパソコンで造影剤を入れた時の映像を見せて説明をしてくれた。自分の心臓が・・動いている・・動いている!!
何とか、生きられるか・・・ホッとしたのも束の間・・大変な夜が待っていた。・・・(つづく)