タロット柊

考えること、感じることの記録

2日(月)カップの5「その時まで」

2018-04-02 21:04:35 | タロット2018・4月

存在していたものがなくなる。

取り返しのつかない喪失感は、

まだ失われていない未来さえも拒絶することがある。


人がはっきりと知ることができるのは過去と、

過去の結果である今だけだから、

今の悲しみと、

喪失の過去に溺れてしまいそうになる。



何度もなくしたものを思い返しては悲しみ、

どうすることもできず立ち尽くす。


いつまで、この悲しみは続くのか、

いつになれば、未来へ目を向けることができるのか・・・。



まだだ、

まだ、忘れられない。

例え、

自分を鼓舞する未来がすぐそこにあろうとも、

今は、まだ悲しみを見つめていたい。


そう、悲しみを見つめていたいのだ。

失うことは悲しいことなのだと、

心底知りたいのだ。



納得するまで、見つめたらいい。

納得するまで、知ればいい。


溺れるのではなく、見つめ、知る。


心底、悲しみが分かったら、

その時、ようやく、

残りの未来が語りかける姿に、

目を向けることができるだろうから。



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